漢方の基礎知識:「生理不順」を漢方で考える⑤一覧&まとめ

4回に渡って「月経不順」を
タイプを3つに分けて
まとめてきました。

【タイプ】 
 ①周期が早まる『月経先期』
 ②周期が遅れる『月経後期』
 ③不規則な『月経不定期・無月経』

そして、その原因を7つに分けて
まとめていきました。

【原因】
 ❶血熱:体にこもった熱が血に移った状態
 ❷気虚:気が不足した状態
 ❸血虚:血が不足した状態
 ❹瘀血:血の流れが滞った状態
 ❺痰湿:水から変化した老廃物が溜まっている状態
 ❻肝鬱気滞:体の諸機能を調節する臓腑である
       『肝』の気(肝気)の流れが滞ってい状態
 ❼腎虚:ホルモンや生殖機能が低下した状態

いろんな情報がたくさんあって、
頭の中の整理がつかない!

  
  
  

ということもあり
一覧表にまとめなおしてみました。

  
  
  

ご自分の体質判断の材料として
または今の体調
生理の状態を把握するためにも
利用して頂けるとウレシイです(*´˘`*)♡

おわりに&まとめ

たかが「生理不順」と言えど
いろんな原因が絡み合って
この不調を発症するんだなと
改めて感心させられました。

  
  
  

私も若い頃に
「生理不順」をしっかり調べて
生活を正していれば
この病気にはならなかったかもと
まとめながら反省もしました。(>_<)

  
  
  

「起きたことには、理由がある」んですね。

  
  
  

そして、
起こってしまったことは
仕方が無いと諦めて

  
  
  
次の行動を考えることが
大切だとも思います。

  
  
  

私の場合は
それが「漢方との出会い」でした。

  
  
  

悪いことばかりじゃないなー(*’ω’*)

  
  
  

「子宮腺筋症」関連の回では
何度もお伝えしましたが、
やっぱり婦人科の
不調の大きな原因は

「冷え」と「ストレス」です!!

これは間違いないと思われます。

日頃から冷やさない生活を心がけ
ご自分に合った
ストレス発散の方法を見つけておくと
イイですね。

  
  
  

「冷え」もカラダからすると
大きなストレス
ですよ。

  
  
  

人間は恒温動物なので
体温が低くなれば
カラダは元の状態に戻そう
とします。

  
  
  

そのために
体力やエネルギーを使うことになるので
カラダに負荷がかかるという意味
です。

  
  
  

「生理不順」という
小さな不調かもしれませんが
これからの自分の体質や
生活を見直してみる
いい材料になるかもしれませんね。