勇気づけセミナー『STEP』:人の言動の「目的を知る」ということ

久しぶりのSTEPでの投稿です✨✨

  
  
  

私が初めて開催した
STEP子育て勉強会は
すでに7章まで終え、
あと残すところ2回となりました。

  
  
  

年内に終わらせようと
受講者の方たちと計画したので
あとの2回は
隔週での開催予定です。

  
  
  

初の勉強会開催ということもあり
とりあえずの私の目標は
9章すべてのセクションの『完走』

  
  
  

それも、あと少しで
ゴールが見え始めています。

  
  
  

ここで気を抜かずに
一気に
走り抜けていこうと思っています!

  
  
  

そしてそして、嬉しいことに。

受講者のみなさんから
「9回だと切りも悪いから、
 もう1回
 フォローという形で開催してい欲しい」
と要望がありました✨✨

  
  
  

めちゃめちゃ嬉しかったですーー✧*。◝(*’▿’*)◜✧*。
  
  
  

これは来年開催する予定です。

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今回の話題は、
STEPの中で
一番最初に勉強する
「行動の目的を知る」
ことについて
です。

  
  
  

STEPは、
アドラー心理学をベース
にしています。

  
  
  
ちょうどアドラーのいうところの
『目的論』を基づいた
考え方
だと思われます。

アドラー心理学の『目的論』とは?

アドラーが考え出した『目的論』とは

「人間の行動には、全て目的がある」

とする考え方です。

自らの目的を達成しようとするために
行動を起こしている
と考えます。

「喉が渇いたから、手を伸ばしてグラスを取る」

「赤点を取りたくないから、勉強する」

いろんなことが想像されますね。

  

 
  

人間の行動とは、
何か目的を達成するために
今の状況を
作り出している
のだというものです。

この「目的論」に対する考えが
フロイトの提唱した「原因論」です。

「原因論」とは、簡単にいえば
過去の出来事が
現在の状況を作っている
とする
考え方のこと。

アドラーは
師匠であるフロイトの「原因論」を否定し
「目的論」を提唱しました。

子供の「問題となる行動」の「目的」を知る

では、子供の行動で見てみましょう。

  
  
  

あなたの小さなお子さんが
食事の最中、
わざと机の下に食べ物を落としています。

  
  
  

STEPを勉強する前の私なら

「どうしてそんなことするの?!
 食べ物を粗末にしちゃダメだよ」

といって、拾い上げるでしょう。

でもSTEPを勉強した私は
どうしてこんな行動をとるのか
「目的」を考えます。

  
  
  

子供の行動の目的は何でしょうか?

「嫌いな食べ物を食べたくないから、捨てている」
「食べることに飽きている」
「食べることより遊びたい」

いろんな理由が考えられますね。

  
  
  

分からない場合は
直接子供に聞きましょう。

「どうしてこんなことをするのかな?」って。

ここで注意するべきは
怒った口調や
責める表情にならない
こと

  
  
  

怒りの感情が子供に伝わると
いつものお小言と
一緒
になってしまいますよ。

  
  
  

「目的」がはっきりすれば
次の親の取る「行動」を
考えることが出来ます。

  
  
  

「嫌いな食べ物を捨てている」なら
それを取り除いてあげればいい。

  
  
  

同じ栄養の取れる
他の食材を与えるのも
子供の身体のために良いことですね。

  
  
  

その他にも、
食事の大切さを教える
いいタイミングなのかもしれません。

  
  
  

「食べることに飽きている」
または
「遊びたい」ならば
一旦食事は中断しましょう。

  
  
  

子供と親、
両方の気持ちのためにも
そちらの方が良いと思います。

  
  
  

規則正しい生活を教えたいのならば
この時間にしか
食べることが出来ないことを
伝えてください。

  
  
  

「今食べるか、
 それとも次の食事の時間まで我慢するか。
 どちらを選ぶ?」

  
  
  

このようにして、子供に選ばせます。

  
 
  

これは、親の考えを
押し付けているわけではありません。

  
  
  

子供は、自分の取るべき行動を
選んでいることになります。

おわりに&まとめ

子育てに関するシチュエーションでの
「目的論」を活用する事例は
いかがだったでしょうか?

  
  
  

前向きなコミュニケーションだと
感じられませんか?

  
  
  

声を荒げることもなく
怒りや不満の感情もなく
お互いが穏やかに
食事の時間を共有することが
出来ると思います。

  
  
  

慣れるまでは
何度かの経験が必要ですが、
難しくはありません。

  

 
  

このアドラーの「目的論」は
企業が取り入れる手法としても有名で
なおかつ
効果のある考え方であると
浸透しつつあります。

  

 
  

変えられない過去の事象の
原因を考えていくことよりも

目指すべき
本来の目的に焦点を当てて
物事を考えていく
建設的な「目的論」

  
  
  

ぜひあなたの子育てや
人間関係に
活用していただければ
ウレシイです💖