『もう2度と
あんな飲み方はしないので
早くこのツラさを
解消してください…!!』
そういう強く願う朝は
ありませんでしたか?
私はあります(笑)
お酒、大好きなんです

この歳になって、
「二日酔い」自体がとても苦しく
上手に飲む術を、ここ最近
身に着けれるようになりました。
たまには、
「あれ?なんか調子悪いな」
とか
「ちょっといつもと違うな」
と思う日もありますが。
今回は、
酒のみの永遠の課題である
「二日酔い」についてです
「二日酔い」って、
人によっていろんなパターンがあるから
コレといった
特効薬も解消法もないんですよね。
今回は、漢方の視点で
「二日酔い」を見つめてみます
「二日酔い」の定義とは?
「二日酔い」には
きちんとした定義がなく
一般的には
アルコールを飲みすぎた翌日以降に残る
不快な症状のことを言います。
肝臓が過剰なアルコールを分解しきれず
有毒なアセトアルデヒドが
血液中に増えてしまうことが
原因と言われていますが、
「二日酔い」のメカニズムは
未だにはっきりと解明されていません。
二日酔いは
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-005.html 「二日酔いのメカニズム」厚生労働省e-ヘルスネット
酒の飲みすぎが原因であることは明白です。
しかしほとんど誰もが知っている
あのつらい症状が
何故起きるのかについては
驚くほど解明されていません。
漢方からみた「二日酔い」の原因
「二日酔い」の症状は人によってさまざま。
逆に、
これといった治療法がない証拠でもあります。
症状によって
漢方では3つの原因をあげています。
「六淫の邪」の詳しい説明は以下の過去の記事でどうぞ
①熱邪(ねつじゃ)
<症状>
目の充血、頭痛、ほてり、のぼせ、不眠、動悸、胃の不快感、口の渇き
尿の色が濃いなどの熱症状が見られます。
アルコール度数の高いお酒では
これらの症状が出やすくなります。

アルコール自体が熱性のため
アルコールをたくさん飲むと
体内で悪さをする
「熱邪」に変化します。
熱は上に昇りやすいため
症状が上半身に集中するのが特徴です。
お酒の例:ワインや日本酒、ウィスキーなど
②湿邪(しつじゃ)
<症状>
むくみや下痢などの症状が見られます。
原因は、水分の取りすぎによるものです。
むくみからくる頭痛やだるさ
吐きなども
よくある症状のひとつです。

お酒の例:ビール、酎ハイ、ハイボールなど
③寒邪(かんじゃ)
<症状>
胃腸が冷え、
胃もたれや下痢、悪寒などの
冷えの症状が起こります。
体を冷やすものの取りすぎが原因です。

お酒の例:冷えたビールや酎ハイなど
おわりに
「二日酔い」を思い返すと
手のひらが赤くなっていたことを
思い出しました!
その晩は
ワインをがぶ飲みしたんでしょうね、私は
それにもカラダの中で
こんなことになっているとは
人のカラダは本当に面白い
次回は漢方での
解消法と
ツボでの対処法を
紹介します♬
カラダを考える東洋医学 伊藤剛著 朝日新聞社出版
https://kano-watanabe.jp/kanowatacolumn/hangover/ 二日酔いの漢方 ~酒は百薬の長・百厄の長?!~ 加納渡辺病院
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-005.html 「二日酔いのメカニズム」厚生労働省e-ヘルスネット
https://midikana.com/hutukayoi-kanpo/ 漢方薬で二日酔い対策 ミジカナ薬局
https://www.kamposupport.com/kentame/archives/1250 「二日酔い(宿酔)に効果的な3つの漢方薬」健タメ!