「怒り」という感情が
どこから、どうして
湧き上がってくるのか。
前回・前々回と
その「怒り」にも目的があり
私たちは「怒り」を道具のように
利用しているのだ
ということをまとめてみました。
でも、どうしても
怒りを感じる場面はありますね。
抑えきれず
ふつふつと湧き上がってくる「怒り」
この「怒り」と
どうやって向き合うかが
私にとっても大きな課題でした。
私は怒りの沸点が低いのか
頭に血が上りやすいんです💦
余分な感情に振り回され
考えすぎたり
パワーを大きく消耗する
「怒り」に支配されて
クタクタに疲れ果ててしまったり。
こんなイヤな感情に
自分を支配されるのが
本当に時間の無駄だと
感じることが多くありました。
どうせだったら楽しく
穏やかに日々を
過ごしていきたいですもんね。
その問題を解決する方法が
アドラー心理学の中に
そして
勇気づけ勉強会「STEP」にも
見つけることが出来ました。
怒る前に、何をすべきか。
どの方法が
一番自分に合っているのか。
考え方・捉え方は人それぞれ。
怒る前にとっておく行動について
触れてみたいと思います。
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アドラーが考える「怒りを抑える」ということ
アドラーは「怒り」と言う感情を
抑えることは出来ないと
考えています。
怒りとは排泄物なのだ。
「アルフレッド・アドラー 人生に革命がおこる100の言葉」 小倉広解説
排泄物を操作しても、何も変わらないだろう。
だからこそ、
怒らないでいようとする努力は
無理があると考えられています。
ひいては
「感情を抑えてはいけない」とも
言っているんだと思います。
私の先生も言っていました。
「自分の中から
湧き上がって来た感情を否定したり
抑え込んだら
その感情はどこへ行くの?
それは自分自身を
否定することになるんだよ」
自分の実経験からも
抑え込んだ感情は消滅することなく
心のどこかにネガティブなものとして
溜まっていくんだと思います。
アドラー心理学では
抑え込んでしまった感情は
ライフスタイルの形成に
大きく関わっていくと言われています。
だからと言って
己の感情のままに怒鳴りつけていては
親子関係・人間関係は
悪くなってしまいます。
そのためにも「I-メッセージ」など
コミュニケーションの技法を使って
相手に自分の感情や
気持ちを伝えることが大切なのです。
「怒る前に〇〇をする」:反応ではなく、行動を!
勇気づけ勉強会「STEP」では
「怒り」の感情が湧き上がってとき
反射的に怒る・怒鳴るという方法ではなく
考えに基づいた行動を
とるようにと勉強していきます。
「怒り」の反応を
反射的に返すのではなく、
行動を起こしましょう!
ということですね。
行動とは
「I-メッセージ」で
自分の気持ちを相手に伝えたり、
「今、ここにあるのは誰の問題?」
と問いかけたり、
問題解決への模索を試してみたり、
やってみる価値のあることは
たくさんあります!
実際、「STEP」の講義の中でも
「怒りを表す前に
どんなことが出来ると思いますか?」
と問いかける場面があります。
中には、
「まずは、大きく深呼吸します」
とおっしゃったお母さんがいらっしゃいました。
それでイイんです(^^)
感情に呑まれることなく
一旦、落ち着かせる。
それから次の行動を
考えるということですね。
おわりに&まとめ
「怒り」と言う感情に
巻き込まれたままでは
気持ちを伝えるどころか
正しい判断を下すことも出来ません。
怒りに飲み込まれて
発した言葉に
自己嫌悪に陥ることもあると思います。
かといって、
「怒り」を抑え込んだままでは
いつまでたっても
自分の気持ちが
穏やかになることはありませんね。
そこで、行動です!
怒りの反応で
怒鳴ったりしないで、
考えて行動することです。
怒ると
まともな判断は出来ないことが多いので
あらかじめ怒りが湧き上がった場合にとる
行動を考えておきましょう。
心の中で
「反応ではなく、行動を」
と唱えてみるのもイイですよ(^_-)-☆