はじめの薬膳:「たけのこ」の薬膳パワー!旬の味わいで体を整える✨

今年も頂きました~✨✨

もらったその日に
処理することが出来なかったため
1日置いたら
もうすでに青い竹の芽が…💦

 
 
 

急速に
成長するエネルギーを持っているため
とても精の強い食物
だと
言われています。

 
 
 

食べ方もいろいろありますね。

 
 
 

煮物にしてもよし
炊き込んでも良し
天ぷらも良し
肉巻きも良し!

春のお野菜特有のほろ苦さが
食欲を掻き立てます✧*。◝(*’▿’*)◜✧*。

薬膳的「たけのこ」の効果効能

【五味】甘 / 苦
【五性】
【効果効能】
 ・疲れの回復や解消
 ・老廃物や毒素を取り除く
 ・便秘の予防・改善
 ・血の浄化と巡りを良くする
 ・咳を止め、痰の排出を促進
 ・血糖値上昇の抑制
 ・コレステロールの排出

春の野菜の特徴である
苦味による
デトックス効果の高い食材

 
 
 

また食物繊維が多いため
食感がお好きな方も多いでしょう。

 
 
 

体内の余分な熱を覚まし
血流を浄化する作用があり
尿の出を促したり
便通をよくする作用によって
旬の春には
冬に溜まった毒素や老廃物を
体外へ排出
してくれます。

 
 
 

ちなみに、
形がずんぐりとした砲弾型で
根元のつぶつぶが
小さくて少ないものが
やわらかくおいしいたけのこ
です。

たけのこについている、白い結晶「チロシン」がスゴイ!

たけのこには
16種類のアミノ酸が含まれ
そのうち6種類が
必須アミノ酸
です。

 
 
 

中でも
たけのこの節などについている
白い塊「チロシン」
アミノ酸の一種であり
たけのこのうま味成分の
一つ
でもあります。

加熱によって溶け出し
冷めると結晶化して
白い塊になるため、
水煮をカットした際に
節と節の間に
白い結晶のように
付いていることがあります。

 
 
 

春が旬のたけのこは
脳の唯一のエネルギー源である
ブドウ糖と
チロシンと組み合わさって
効率よく吸収される
ようになります。

やる気ホルモンとも関連が深い「チロシン」

チロシンは、
やる気や意欲を起こしてくれるホルモン
「ドーパミン」とも関連があり
心身のバランスを保つために
欠かせない物質でもあるといわれています。

 
チロシンはタケノコだけでなく
味噌や納豆
チーズを保存しておいたときにも出来ます。

チロシンの役割

神経伝達物質の原料:
  ドーパミンやノルアドレナリンなどの
  神経伝達物質の前駆体となる
ため
  脳の機能や精神状態に影響を与えます。
  ドーパミンは、集中力ややる気、感情の調整に関与
  ノルアドレナリンは、覚醒や血圧上昇に関与します。
メラニン色素の原料:
  メラニン色素は、
  紫外線から皮膚を守る役割がありますが
  量が増えすぎると
  シミやそばかすの原因になります。
抗酸化作用:
  活性酸素を除去する抗酸化作用があり
  老化や生活習慣病の予防に役立ちます。

たけのこの食べ過ぎには注意を⚠️

苦味が胃の働きを活性化し
消化を助けてくれる半面、
食べ過ぎると
逆に消化が悪く
なってしまいます。

食べすぎには注意し
ゆっくりとよく噛んで
召し上がってくださいね。

不溶性食物繊維が多い

不溶性食物繊維が多いことから、
食べ過ぎには注意が必要です。

 
食物繊維を大量に摂ることで
消化器官に負担がかかり
便秘になったり
逆にお腹が緩くなったりする
可能性
があります。

アレルギーが強く出る可能性も

成長速度が早い分
毒性もあわせ持っており
吹き出ものやじんましんなど
アレルギーに似た
症状を起こすことがありますので
少し注意が必要
です。

 

慢性ぜんそくの年配の方
小さい子供
アレルギー性鼻炎の方
あまり食べ過ぎない方がいいと
言われています。

カラダを冷やし過ぎないように

身体を冷やす性質があることから
食べ過ぎると
身体を冷やしすぎるため
やる気が起きなかったり
身体がだるくなりやすくなります

 
 
 

たけのこは
木の芽や味噌を合わせて食べることが多いのは
そのためです。

どちらも身体を温める食材で
冷しすぎを
防ぐ効果があります。

 
 
 

他に身体を温める食材としては
生姜やにんにく
ネギ類を合わせるものイイですよ。

●参考サイト●