はじめの薬膳:ビールと薬膳?意外な組み合わせだけど、薬膳的効果があります🍺

この暑さ
悪いことばかりじゃない!

 
 
 

だって
ビールが
こんなにおいしいんだもん⸜(*ˊᗜˋ*)⸝🍻

 

と思う瞬間がありますね(笑)

 
 
 

ビールと薬膳🍺

 
 
 

意外な組み合わせだと思われるでしょうが
夏にどうして
こんなに合うのか。

 

 

 
漢方の考え方にはその理由が、
そして
ビールのいろんな効果効能が
明らかになっているんです🍺

薬膳的「ビール」の効果効能

【五味】苦味
【五性】寒/冷性
【効果効能】
 ・解熱作用
 ・利水・利尿作用
 ・消化促進
 ・解鬱(げうつ)・リラックス効果

解熱作用

ビールに含まれる苦味成分は
体内の熱を冷ます効果がある

されています。

暑い夏に
ビールが美味しく感じるのは
この解熱作用が
関係しているのかもしれません。

 

体が冷えやすい人や
冷え性の人は
適量を守ることが大切
ですね。

利水・利尿効果

ビールには利尿作用があり
体内の水分代謝を促進します。

 

これにより
余分な水分や毒素を
排出するのに
役立つとされています。

 

ただし過剰摂取は逆効果となり
必要な水分まで失われることがあります。

消化機能の促進

ビールの苦味成分が
胃の消化機能を刺激し
麦芽に含まれる酵素が
消化を助ける効果
があります。

適度なビールの摂取は
食欲を増進させ、
消化を助けると考えられます。

リラックス効果

ホップに含まれる香り成分には
リラックス効果や
睡眠の質を高める効果

あると言われています。

 

ビールに含まれるアルコールは
適量であれば
気の巡りを良くし、
リラックス効果
をもたらします。

これはストレスの軽減や
肝機能の調整に
役立つとされています。

 

しかし、過剰摂取は
肝臓に負担をかけるため
注意が必要です。

注意点:お酒は適量で楽しみましょう

ビールは適度に楽しむことで
漢方的な利点を
活かす
ことができます。

 

しかし飲み過ぎると
体に「湿」を溜めてしまい
脾の働きを妨げる
ことがありますので
個々の体質や
健康状態に応じて
適切に摂取することが重要です。

飲みすぎ注意!!

漢方の観点から見ても
ビールの過度の摂取は
体に害を及ぼす可能性があります。

アルコールの過剰摂取は
肝臓や胃腸に負担をかけ
全身のバランスを崩す原因となります。

体質に合わせた飲み方を

体が冷えやすい人や冷え性の人は
ビールの摂取を控えた方が良いです。

 

また、体の熱を取りたいときや
利尿作用を期待する場合に
適していますが、
バランスを見ながら
摂取することが大切です。

食べ合わせ・飲み合わせ

漢方では
食べ物や飲み物の組み合わせも
重要とされます。

ビールを飲む際には
体を温める効果のある食べ物と
一緒に摂取することで
バランスを取りましょう。

 

ビールに限らず
お酒は適量を心がけることが大切です。

 

飲みすぎは
健康を害する可能性があります。

 

ビールが合わない体質の人もいます。

 

体調が悪い時や
お酒が弱い人は
ご自分の体を相談しながら
楽しんでくださいね。

ビールを構成する主な成分と体への影響

ビールは、
・大麦麦芽
・ホップ
・酵母

を主な原料として作られます。

 

これらの成分が
ビールの風味だけでなく
私たちの体に様々な影響を与えています。

麦芽

漢方薬の世界では
麦芽は消化薬。

 

麦芽には
炭水化物(糖質)が
豊富に含まれており
エネルギー源となります。

 

ビールのアルコール分は
この糖質が発酵することで
生成されています。

 

麦芽に含まれる酵素は
でんぷんを糖に分解する働きがあり
消化を助けます。

 

麦芽には、
カルシウム・マグネシウムなどの
ミネラルも含まれており
骨の健康や筋肉の働きをサポートします。

ホップ

ビールの独特な苦味と香りは
ホップによるものです。

ホップの苦味と香りによって
解鬱(げうつ)効果や
リラックス効果を得ることが出来ます✨

 

ホップに含まれる成分には
セロトニンやメラトニンの分泌を促し
リラックス効果や
睡眠の質を高める働きが
あると言われています。

 

またホップには、
ポリフェノールなどの抗酸化物質が含まれており
体の酸化を防ぎ
老化を遅らせる効果が期待できます。

 

お酒が苦手な方は
温かいホップティーなどで
体温を保ちつつ
リラックスして体を癒すこともできますよ。

酵母

酵母はビタミンB群を豊富に含んでおり
エネルギー代謝や
皮膚の健康維持に役立ちます。

 

また、必須アミノ酸を含む
タンパク質源でもあるため
体の組織の修復や
成長をサポートします。

ビールの種類によって異なる効果

ビールの種類によって、含まれる成分や効果が異なります。
エールビール
 一般的に香りが豊かで、リラックス効果が高いと言われています。
ラガービール
 キレのある味わいが特徴で、消化促進効果が期待できます。
IPA
 ホップの苦味が強く、リラックス効果やストレス軽減効果が期待できます。

まとめ:ビールは体の熱を冷まし、心の働きを助ける✨

ビールの味わいを代表するものといえば
“苦み”ですね。

 
 
 

漢方の考え方では
夏の五味は「苦味」

 
 
 

そして夏の五臓は「心」

「心」は心臓としてのポンプ機能
「考える・感じる」のハートとしての
機能
を持ち合わせています。

 

 
 

そのため、ストレスに関わる部分でもあり
疲れた時などに
顕著に影響を受ける臓腑
でもあります。

 
 
 

「心」は夏に良く働き
体中に血液を巡らせ
汗をかかせて
体が活発に活動出来るようにするのですが
暑くなりすぎると
オーバーヒートしたような状態になり
ほてりや不眠、動悸などの
不調
が出てきます。

 
 
 

ビールの苦みには
そんな「心」の疲れを癒す効果があります。

 
 
 

苦味はもちろん
発酵した際に生成される炭酸ガスも
ストレス解消や
スッキリ感に繋がっています

 
 
 

体の熱を冷ます効果と
心の働きを助ける力の
両方を持っています。

 
 
 

夏のビールが
より美味しく感じることが出来るのは
いろんな効果が
相まっているからかもしれません。

 
 
 

体はちゃんと
そのことを知っていて、
その時に必要な食材を
ちゃんと求めてくれるんですね🍻

●参考サイト●
https://beergirl.net/kanpou-forbeergirl-vol2_c/「季節の変わり目も“漢方”を応用して美味しく乾杯しよう!」ビール女子

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