勇気づけプログラム「STEP」:怒ってしまった夜に知ってほしい セルフコンパッションと「勇気づけ」が、子育てを支えてくれる理由

また怒ってしまった……

子どもが寝静まったあと
さっきの言葉、きつい表情
思い返しては
胸がぎゅっと苦しくなる。

 
 
 

もっと優しくできたんじゃないか。
あんな言い方をしなくてもよかった。
どうして私は、こんな親なんだろう……

 
 
 

子育てをしていると
怒ってしまった“その瞬間”よりも
その後に
自分を責め続ける時間のほうが
ずっとつらいことがあります。

このツラい時間を解消する方法があります✨

 
 
 

「セルフコンパッション」
ご存じですか?

 
 
 

子育て世代ではなくても
どんな人に通用する
「セルフコンパッション」という技法について
解説と実践の手助けの方法を
お伝えしたいと思います

「セルフコンパッション」とは?

少し聞き慣れない言葉ですが
意味はとてもシンプル。

 

『自分に向けた思いやり』
『つらいときに、自分の味方でいる姿勢』

 

もし、同じ状況にいる友人がいたら
あなたはきっと
こう声をかけるはずです。

 

それだけ大変だったんだね

一生懸命だった証拠だよ

 

セルフコンパッションとは、
その言葉を
自分自身にも向けてあげることです。

 
 
 

子育て中の私たちは
知らず知らずのうちに
自分に一番厳しいもの

 
 
 

子どもが失敗したら

大丈夫だよ!

次があるよ!

と言えるのに

 
 
 

自分が失敗すると

またできなかったな

ダメな親だ💦

と、容赦なく責めてしまう。

 
 
 

でも、
余裕がないときに怒ってしまうのは
愛情が足りないからでも
意志が弱いからでもありません

 
 
 

それだけ必死に
頑張っている証拠なのです。

セルフコンパッションは「怒らない親」になる方法ではない

ここで
とても大切なことがあります。

 
 
 

セルフコンパッションは、
「怒らない完璧な親になるため」
の考え方ではありません。

そうではなく

👉 怒ってしまったあとに、立ち直る力
👉 関係を修復できる力

を育てるものです。

 
 
 

失敗しない親より
失敗しても
やり直せる親でいられること

 
 
 

それが、
子育てを続けるうえでの
土台になります

怒ってしまった“その後”にできる、たった一つの関わり

怒ってしまったあと
すぐに反省しなくていい。

 
 
 

前向きになろうとしなくていい。

 
 
 

まずは
自分にこう声をかけてみてください。

それだけ余裕がなかったんだよね

今日も、精一杯だったよね

これは甘えでも言い訳でもありません。

 
 
 

事実を
やさしい視点で
見つめ直すということ
です。

 
 
 

この一言があるだけで
心の緊張が少しゆるみ
次の行動を選ぶ
余白が生まれます

セルフコンパッションと「勇気づけ」の深いつながり

アドラー心理学では
勇気づけをとても大切にします。

 
 
 

勇気づけとは
「できた・できない」で
評価することではなく

存在そのものに
価値があると伝える関わり
です。

実は
セルフコンパッションは
「自分への勇気づけ」
でもあります。

 
 
 

怒ってしまったあとに
「ダメな親だ」と追い打ちをかけるのは
自分の勇気をくじく関わり

 
 
 

一方で
「それだけ必死だった」
「またやり直せる」
と声をかけることは
自分を勇気づける関わりです。

「勇気づけ」は、まず親自身が受け取るもの

アドラー心理学では
勇気づけは

「上から与えるもの」ではなく
関係の中で循環するものと考えます。

 
 
 

つまり

・親が勇気づけられていない
・親が安心できていない
・親が自分を責め続けている

そんな状態では
子どもを勇気づけようとしても
苦しくなる
のです。

ここで必要になるのが
セルフコンパッションです。

勇気づけができなくなるときの「親の心」

多くの親御さんは
「本当は勇気づけたい」と思っています。

 
 
 

それでも、
できなくなる瞬間があります。

 
 
 

それは
👉 親自身の心が、勇気を失っているときです。

よくある親の心の状態

勇気づけができなくなるとき
親の内側では
こんなことが起きています。

・余裕がなく、常に緊張している
・「ちゃんとしなきゃ」に追われている
・認めてもらえない感じが続いている
・自分が否定されている感覚が強い

この状態では
どんなに知識があっても
勇気づけの言葉は
口から出てきません。

これは能力の問題ではなく
心のエネルギー不足です。

自分を勇気づけられると、子どもも勇気づけられる

自分への関わり方が変わると
子どもへの関わり方も
自然に変わっていきます。

・「さっきはごめんね」と伝えられる
・正論よりも気持ちを聴ける
・失敗を責めずに見守れる

勇気づけは
自分を大切にすることから始まるのです。

うまくできない日があってもいい

そんな余裕、ありません💦

そう思う日があって当然です。

 
 
 

セルフコンパッションも
勇気づけも

できない自分を否定しないこと
含んでいます。

 
 
 

思い出したときに
ほんの一瞬
自分を責める手を止められたら。

 
 
 

それだけで、
子育ては少しずつ楽になっていきます。

まとめ&おわりに

セルフコンパッションとは
ツラかった日の自分に向けた
やさしい勇気づけ。

 
 
 

完璧な親でいなくていい。

 
 
 

失敗しても、
戻ってこられる場所を
自分の中に作ってあげましょう

 
 
 

それは、
あなたの心を守り
子どもに「やり直せる安心」を
手渡すことにつながっていきます

今日もここまでやって来たあなたは
もう十分
頑張っていますよ🌿