『子宮腺筋症』生理と”腰痛”の関連性

子宮腺筋症

今回は子宮腺筋症の中のマイナートラブルの一つ、
「腰痛」について書いていこうと思います。

  
  

  

「腰痛」は、
子宮腺筋症のみに限った症状ではありません。

  
  
  

子宮内膜症も子宮筋腫にも
顕著な症状として出てきます。

  

  

今回は私の体験談と、
調べた内容を掲載していこうと思います。

  
  


これらの病気が不安な方、
症状が気になる方、
参考にしていただけたら幸いです♡

【体験談】生理前に、腰が痛みませんか?

  

まだ病名がわからなかった時、
生理の前になると
腰が重くなってきていました。

    
  

  

友人に聞いても、
そんな症状がある人は周りに多くいたので、
自分だけが特殊だとは思ってもいません。

  
  
  
けれども、知らないうちに腺筋症が進行し、
生理痛の痛みが強くなっていくと、
腰痛も次第に強くなってきました。

  
  
  

鎮痛剤が効かなくなった時には、
腰痛だけではなく、
足の付け根まで痛くなってきます💦

  

  
  

この痛みでも、
十数年前に経験した
陣痛が思い出されました。

  
  
  

陣痛の際も
この部位が痛くて
正直驚いたのを覚えています。

腰痛を誘発している原因とは

子宮が痛いはずなのに
どうして腰痛が誘発されてしまうのでしょうか?

  
  
  

子宮腺筋症を発症した場所では、
子宮の組織が増殖するので、
出血や炎症を繰り返します

  
  
  

子宮筋腫・内膜症も同様です。

  
  
  

炎症は、
子宮を強く収縮させる
プロスタグランジンという物質の分泌を増やし、
強い生理痛の原因になります。

  
  
  

また、子宮の中に血液が滞ってしまうと、
子宮や周りの血管が過剰に収縮し、
腹痛を起こします。

  
  
  

その上、子宮の周りの血流が悪くなるため、
骨盤周りを中心に腰痛が起きます。

  
  
  

それに加えて、
子宮腺筋症は子宮自体が大きくなる病気です。

  
  
  

大きくなれば周囲の臓器を圧迫し、
腰痛はもちろん便秘や頻尿も出現します。

「関連痛」という可能性もあります

痛みは知覚神経によって伝えられます。

  
  
  

内臓から痛みを伝えてきた神経は、
脊髄で他部位からの痛みを
伝えてくる神経とまとめられます。

  
  
  

まとめられた際、
隣り合わせた神経はそこで混乱し、
両方の痛みとして
脳に投影させられることを「関連痛」といいます。

  
  
  

この場合の腰痛は
「関連痛」ということも考えられるようです。

  
  

この場合、
子宮からの知覚神経と、肛門や大腿からの知覚神経は
すぐ近くを走って脊髄に入るため、
「子宮の痛み」
つまり、月経痛が余りにも強いと、
「足の付け根」や「お尻の穴の痛み」としても
感じることがあるようなのです。

まとめ

子宮だけにとどまらず、
周囲にまで痛みによる影響を与えているメカニズムが
分かっていただけたかと思います。

  
  
  

私の場合は、あまりに子宮の痛みが強すぎて、
腰痛はそれほど苦痛には感じられませんでした。

  
  
  

いろんな方のパターンがあるので
一概にこれが一般的だとは思いませんが、
もしも子宮に病気の疑いがあったり判明した場合は、
腰痛もあるかもしれないことを覚えていていただければ
参考になるかもしれません。

  
  
  

子宮の病気だけではなく
他の病気の可能性もありますので
あまりにひどい場合は、病院への受診をオススメします!

  
  
  

我慢は禁物です!

  
  
  

我慢し続けて、
ここまで悪化した私だからこそ
言えるのだと思っています(*’ω’*)

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