更年期の世代に入ってから
「めまい」を
経験することが多くなりました。
私の場合は
いわゆる「立ちくらみ」
急に立ち上がった時などに
意識が遠のき
クラっとするような
感覚があります。
起こるタイミングが決まっていたので
原因を特定するのは
割と簡単でした。
私の原因は「血虚」
月経前から月経後
血が少なくなるタイミングで
起こっています。
今回調べる課題は
「めまい」です。
一過性の軽い「めまい」や
「ふらつき」なら
疲れたときや体調の悪いときに
経験するものですが、
「めまい」が持続したり
繰り返し起こったり
倒れそうになったりと
こういうことを経験すると
心配になりますね。
単純に「めまい」と言っても
種類があり
原因もさまざまありました。
体質よって
発症するタイミングも
対処も違いますので
「めまい」に悩まされている方は
参考にしていただけたらと思います。
「めまい」の種類
大まかに「めまい」と言っても
いろんなタイプの症状が出ます。
これらも
原因の特定の
手掛かりになります。
これらは西洋医学・東洋医学
共通の観念ですので
見極めるためにも
押さえておきましょう。
①回転性めまい
“目がまわる”
“天井がグルグルまわる”
などと表現されるめまいで
内耳と視覚と筋肉からなる
身体のバランスを保つ機能の
異常により起こります。
内耳や
耳の病気
脳の病気なども
原因と考えられます。
②浮動性・動揺性めまい
身体が
フワフワ浮いているような感じ
あるいは
ユラユラ揺れているような感じ
のめまいを指します。
脳腫瘍や脳梗塞
脳血栓
高血圧といった
脳血管障害などによることがあります。
中枢神経系と
関係があると言われています。
③失神性発作のめまい
目の前が真っ暗になった
などと表現されるめまいで
頭から
スーッと血の気が引いていくような
感覚を覚えます。
いわゆる
「立ちくらみ」はこれに相当します。
脳の血液循環量の減少と
自律神経系の失調
精神的なストレスの影響で
生じる場合もあります。
身体の中で起こる風「内風」によって起こる「めまい」
中医学ではめまいを
“眩暈(げんうん)”といいます。
めまいは
精神的な要因や
生活習慣の乱れなどで起こる場合が
ほとんどです。
また、
五臓でみると
“肝・脾・腎”が
特に関わっています。
漢方では
めまい・ふらつきのような
揺れ動く症状は
病邪の一つである
「風邪(ふうじゃ)」によるものと
考えます。
「風邪」の特徴は
揺れ動くこと以外に
発病や病態の変化が
急であることなども含まれます。
一般のかぜや感染症の多くも
風邪に含まれますが
体内の変化が原因で生じている場合
その風邪を「内風(ないふう)」と呼びます。
めまい・ふらつきは
この「内風」と
関係が大きくあると言われています。
まとめてみたら
思ったより長くなってしまいました💧
次回は「めまい」の原因を
体質で調べてみます!
よろしければ
お付き合いくださいね♬
https://kanpo-tokyo.net/advice/%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%84%E3%81%AB%E5%8A%B9%E3%81%8F%E6%BC%A2%E6%96%B9%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/ 「めまいにきく漢方とは」 後楽堂薬局
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/koui/201111/522521.html 「めまい・ふらつきに効く漢方」 DLonline
https://www.seishin-do.co.jp/symptoms/dizziness065 「めまい」 誠心堂薬局