『子宮腺筋症』にも関連している、女性に大切な「エストロゲン」のお話

私、40代後半。
しかも、もうすぐ平均的な閉経時期です!

  
 
 

子宮腺筋症は、つい最近判明したのですが、
これを調べていくうちに

  
 
 

「…もう少しゆっくり進行してくれれば…!」(+_+)

  
 
 

と、思ったものです。

 
 
   

生理が来なければ
病気は進行しないわけですし、
 
 
生理が来なければ
あの痛みと戦わなくてもイイのですから。

  
 
 

閉経に向けて、
逃げ切るように治療をする方法を総じて
「駆け込み療法」というのだそうです。

 
 
 

私は残念ながら、逃げ切れませんでした💦
くそぉ。

「エストロゲン」と子宮腺筋症の関係

何度もこのサイトにも書いていますが、
エストロゲンという女性ホルモンが
子宮腺筋症を進展・増悪させるので、
生理が来るたび
子宮腺筋症は進行
していきます。

  
 
 

そのエストロゲン。

  
 
 

こうやって書くと
悪いもののように捕らわれてしまいますが
決して悪いものではありません!

  
むしろ
女性らしくあるためには
必ず必要なホルモンなのです。

「エストロゲン」の効能『美人ホルモン』

ツヤツヤのお肌や髪✨

柔らかく丸みを帯びた体つき

艶やかな雰囲気💖

  
  
  

しかも自律神経を安定させてくれるので、
エストロゲンの分泌がピークに向かう排卵時期は
女性は穏やかな雰囲気になります。

  

「美人ホルモン」とも呼ばれている所以です。


中でも人類学上、
エストロゲンの大きな役目は、
妊娠を成立させ子孫を残すこと
にあります。

  
  
  

子宮内膜を増殖させて、
受精卵のために
フカフカのベッドを作るのも得意です。

  
  
  

この性質が、たまたま悪さをする病気が
子宮筋腫・内膜症・腺筋症なのです💦

「エストロゲン」のライフステージによる変化

このエストロゲンは、
人生のステージによって分泌量に変化があります。

◆女性の4つのライフステージ◆

①思 春 期:初潮を迎える時期 → エストロゲンの分泌量が増える時期
②性成熟期:妊娠・出産を経験する時期 → エストロゲンの分泌が盛んな時期
③更 年 期:閉経前後の時期  → エストロゲンの分泌量が急激に減少する時期
④老 年 期:生理を終えた時期 → エストロゲンの分泌が乏しくなる時期

こうみると、
女性の人生に深く関わっているホルモンだということが
分かりますね。

40代女性と「エストロゲン」

ちょうど40代は、
エストロゲンが急激に減少する時期で、
体調に変化が出やすい時期
でもあります。

 
 
   

その上、子宮腺筋症の好発時期で
子宮筋腫・内膜症を合わせると
実に3人に1人の割合で発症しているとも言われています。

  
  
  

そのすべての人が、
激痛や出血過多に
苦しんでいるわけではありません。

  
  
  

気が付かないうちに発症し、
 
「あれ? 生理痛が、少しずつツラくなっているかなー?」
 
と感じる程度に生理期間が終わり、
そのまま閉経を迎える方も
たくさんいらっしゃいます。

  
 
  

それを「逃げ切り閉経」
というのだそうです。

 
   

「逃げ切る」という表現が
本当に良く言ったものだと、
感心したものでした(笑)
*逃げ切れなかったことが
 ホントに悔しい ・゚・(。>д<。)・゚・ 💦