漢方の基礎知識:月の満ち欠けが身体に影響を及ぼす ー満月不調ー 

スピリチュアルの話ではありませんが
満月が近づくと
体調に影響があると考えるのは
漢方でも一緒です

  

  
  
人のカラダは
60~70%が水分なので、
月の満ち欠けの影響を
受けやすくなる
と言われています。

  
  
  

潮の満ち引きのようなことが
私たちの体の中でも
同じように起こっている
ということですね。

 
  
  

私の体質は
生理周期に合わせて
微熱などの変調が出るタイプ。

  
  
  

いつも半日程度なのに
なぜだか今月は
微熱と頭痛が続きました。

  
  
  

風邪かな?とも思ったけど
それ以外の症状は出ていない。

  
  
  

Twitterに、
満月のせいで
頭痛の変調が出ている
というのを偶然見つけて
慌てて夜空を
見上げて気付きました✨✨

  
  
  

 これのせいか~~~~~っっ🌕

いつもはホルモンバランスの乱れからやってくる
微熱や頭痛のエネルギーが、
満月によって
増し増しになってしまったようです💦

  
  
  

解決しました✨

  
  
  

なるほど、
人は自然の中で
生かされているんですね。

  
  
  

微熱も頭痛も一過性のものなので
不調の期間が過ぎたら
なんてこともなくなりました(*´罒`*)

新月には陰が、満月には陽が強まる

二千年以上も前に
編纂された医学書『黄帝内経』には

「人体も月に影響される」

という内容の記述が残っており
月と人間の体には
相似関係がある
と考えられてきました。

  
  
  

身体だけでなく
心や感情にも
大きな影響を与えている
とも言われています。

  
  
  

月の満ち欠けに伴い
潮が影響を受けるように
人の身体も
月の引力の影響を受けやすくなります。

  
  
  

中医学では、
新月は“鎮静(陰)”の力が強まり
満月には“興奮(陽)”の力が強まる
と言われています。

新月は低迷期

新月は、
血気の動きが鋭くなり
身体が弱る低迷期

  
  
  

身体は疲れやすく
たっぷりと睡眠を欲するという
症状が現れます。

  
  
  

エネルギーも血も不足する
『気血両虚(きけつりょうきょ)』の状態、
静養が大切です。

  
  
  

気血両虚とは、
言葉の通り「気」と「血」が
不足した状態です。

新月時に現れやすい不調

 ・疲れ
 ・手足の冷え
 ・食欲不信
 ・消化不良 など

また、新月時には
生理が重なる人も多いといわれているので
体は血を失って元気がない状態。

新月時の不調を緩和するために
消化の良い食事をし
とにかく休むことが大切です。

満月は興奮状態

満月時には
新月時とは逆に
不足していた「気血」が充実します✨✨

月の引力も強まるため
血が頭に昇りやすく
身体が興奮状態に陥るといいます。

  
  
  

お医者さんの中には
出血が多くなるという理由で
満月の日には
手術をしない先生もいるんだそうです。

満月時に現れやすい不調

夢を多く見るとか
眠れない という事例が
多くみられるそうです。

満月に近づくにつれて
血液循環が頭の方へと引っ張られるため
興奮状態が続き
眠りづらさなど
眠りのトラブルを感じる人が
多くなると言います。

他にも
 ・肌の乾燥
 ・火照り
 ・寝汗
 ・ドライアイ
 ・関節痛 などの症状が
強く出る人もいるそうです。

今回の満月は皆既月食!通常の満月より強いパワー

2022年11月の満月は、
満月は皆既月食でしたね✨✨

めずらしい天王星食も重なり
442年ぶりの
天体ショーなんだとか。

  
  
  

皆既月食は
通常の満月より
月のパワーが強くなる
という説もあります✨

  
  
  

いつもよりイライラしたり
興奮状態に陥りやすいので
この日は大切な予定は避けたり
詰め込まないほうがいいのかもしれませんよ。

●参考サイト●

https://www.nishikawa1566.com/column/sleep/20220415190736/ 「満月は睡眠の質に影響する?月の満ち欠けと眠りの深い関係」ふとん・寝具の西川
https://otonamuse.jp/lifestyle/17111/ 「今月の不調予報、11月8日は満月&皆既月食。不吉なの 見ていいの」オトナミューズ