『子宮腺筋症』:「血虚」の主な症状を、対処法で改善しましょう

今回は「血虚(けつきょ)」という体質の
症状と対処法

ついて調べていきます。

  
  
  

前回は、「血虚」というものが
どんな体質なのかをまとめてみました。

そこから引き起こされる
主な「血虚」の症状について
調べていきます。

「血虚」の主な症状に、あてはまるものはありますか?

・疲労感
・胃腸系が弱い、食欲減退
・めまいや立ちくらみ
・顔色の悪さ
・眼精疲労やドライアイ
・視力減退
・爪がもろい、欠けやすい
・抜け毛や白髪
・不安感
・忘れっぽい
・眠りの浅さ
・不眠、夢を見やすい(多夢)
・(女性の場合は)生理不順や無月経
・コロコロ便・便秘がち

不快な症状の中に
精神的なモノも含まれていて

「あれ?」

と不思議に思われたかもしれません。

  
  
  

中医学上での「血(けつ)」は
身体だけでなく、
精神状態にも働きかけます

  
  
  

西洋医学でいうところ「血(ち)」が
不足しただけなら、
不安感に襲われることはありませんから。

血のはたらきは、大きく2つに分けられます。


ひとつは身体を栄養するはたらき
もうひとつは精神状態を安定化させるはたらきです。

(中略)

一方で、後者の精神状態を維持するはたらきは
血液のイメージと距離があるといえるでしょう。
漢方(中医学)において
血が充実することによってしっかりと意識が保たれ
スムーズな睡眠がとれ
五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)が研ぎ澄まされます。

http://www.ikwc.jp/cgi-bin/info/diary.cgi?field=3 わかりやすい漢方薬解説・漢方理論解説

「血」の概念が
西洋医学と大きく違うところ

後者の
「精神状態を安定化させる働き」がある点でしょう。

「血虚」の対処法で、改善していきましょう

まずは、少なくなっている「血」を増やすこと
最重要課題だと言われています。

1.血を増やす食品を採る
2.冷やさないこと
3.よく眠ること(目を休めること)

1.血を増やす食品を採る

「食は薬であり、薬は食である」
という考え方が
漢方にはあるそうです。

  

まずは「血」を作り出す食品を食べて
材料を身体に中に
補給することが大切です!

血を作る主な食材

 ・卵
 ・鶏肉
 ・豚肉
 ・黒ゴマ
 ・にんじん
 ・トマト
 ・クコの実
 ・なつめ
 ・プルーンなどのドライフルーツ などなど

貧血の人が採ると良いと言われる
食材が多いですね。

2.冷やさないこと

このブログで何度も書いていますが

『冷えは万病のもと』です!!

血流が滞ることもそうですが、
血を造る「腎機能の低下」を引き起こすことも
大きな原因の一つです。

そのうえ
消化器系が冷えで弱くなり
栄養吸収能力が落ちることも
「血」を造る妨げ
となります。

3.よく眠ること

中医学では
目を酷使しすぎると
「血」を使うこと
になるのだそうです。

目を休めること

そして、よく眠り
身体を休めること
が必要不可欠です。

更年期と「血虚


今回、「血虚」を調べていったうえで
こんなサイトのコラムに巡りあいました。

神様が人体を作ったときに
閉経とはそれ以上の排血があると
身体に影響が及ぼしてしますため
閉経と言うリミッターを
設けたのだと思います。

https://www.kampo-collage.com/2020/05/02/2840/
漢方コラージュ代官山 更年期障害「有余の血」と「損傷の血」

ステキな考え方だなぁと思いました。

  
  

こう考えると「更年期」も
そんなに捨てたものじゃないなと。

  
  

毎月の生理があるため
女性は「血虚」な人が多く見受けられます。

  
  
  

閉経を迎えると
女性ホルモンの守りが薄くなるため
「血虚」となるリスクも高くなります。

  
  
  

でも、
対処方法が分かっていれば
改善の手立てがあります!!

  
  
  

体調の急激な変化に
心が揺らぐこともありますが
ひとつづつ、やれることをやっていきましょう♪

  
  
 

カラダは、答えてくれますよ(*´˘`*)♡