もしかしたら「閉経」?:身体と心の変化を、感じる・考える

カラダのこと

子宮腺筋症の話題から遠ざかっていましたが
最近、
身体の変化があったので、
近況報告を兼ねて
投稿してみたいと思います。

 
 
 

どうも閉経しそうです。

 
 
 
私、今月54歳になります。

 
 
 
昨年11月に生理が来てから
今日まで生理が来ていません。

 
 
 
閉経とは
「月経が来ない状態が
 12か月以上続いた時」

指すんだそうです。

 

 
なので、
このまま生理が来ずに
今年の11月まで過ぎてしまえば、
私の閉経は
「2023年11月」
になるというわけです。

 
 
 
なんだか複雑な心境。

 
 
 
腺筋症が分かった時は
この痛みが
生理のたびに続くのであれば
「早く閉経してしまえ!!」“(-“”-)”
と本気で思っていたものです。

でもいざ終わるとなると、
ちょっとおセンチな気持ちになる。

 
 
 
イイこと・悪いこと、
いろいろあったけれど、
今まで付き合ってきてくれたわけですからね。

 
 
 
もしかしたら
このまま閉経を迎えるかもしれないので、
しっかりとまとめておこうと思っています!

「閉経」の定義とは?

閉経の定義は「閉経」とは、卵巣の活動性が次第に消失し、ついに月経が永久に停止した状態をいいます。月経が来ない状態が12か月以上続いた時に、1年前を振り返って閉経としています。

https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=14#:~:text=%E6%9B%B4%E5%B9%B4%E6%9C%9F%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%A8%E3%81%AF,%E3%81%AB%E9%96%89%E7%B5%8C%E3%82%92%E8%BF%8E%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 「更年期障害とは」公益財団法人日本産婦人科学

女性ホルモンである
エストロゲンやプロゲステロンの
分泌量が減少することで起こります


平均的な閉経年齢は約50歳ですが
個人差が大きく
40歳代前半から
50歳代後半まで

幅広く見られます。

身体への変化

女性ホルモンの減少により
閉経前後には
身体的な変化が現れることがあります。

エストロゲンは「妊娠の準備」
「女性らしいカラダづくり」

プロゲステロンは
「妊娠の維持」

といった役割を持つ、
女性の生殖、月経、更年期などに関わる
重要なホルモン
です。

月経周期の変化

エストロゲン・プロゲステロン減少により
月経周期が不規則になり、
月経量が減ったり、
長くなったりします。

ほてり

顔や首筋がほてったり
汗をかいたりする症状です。

 
エストロゲンの低下により
自律神経が不安定
になると、
体温調節がうまくできなくなり
急に汗が噴き出したり
顔がほてったり
その後急に寒気がしたりする ことがあります

不眠

寝つきが悪くなったり、
夜中に目が覚めたりすることが増えます。

更年期になると
女性ホルモンの減少以外にも
加齢やストレスなどの影響で
自律神経のバランスが乱れ
やすくなります。

自律神経は
体温や血圧、心拍数などの
体の機能を調整する神経系であり
その乱れは
寝つきが悪い、夜中に何度も目覚める
朝早く目が覚めるなどの
不眠症状を引き起こす可能性があります。

イライラ

エストロゲンが減少することにより、
幸福感や安定感を維持する役割を持つ
セロトニンやノルアドレナリンの機能も
低下します。

 

またもう一つのプロゲステロンは、
抗不安作用をもたらすGABA受容体に働く
のですが
このプロゲステロンの量が変化することで
不安発作が起こりやすい
状況になるとも考えられております。

このことが、更年期症状として
「ゆううつ」
「イライラする」
「やる気が出ない」などの
うつ症状やパニック感
不眠に悩む人が増えることに
関係する
と考えられています。

骨粗しょう症

エストロゲンには、
骨を形成する細胞(骨芽細胞)の働きを促進

骨を壊す細胞(破骨細胞)の働きを抑制する
働きがあります。

そのため、エストロゲンの減少は
骨粗しょう症のリスクを
高める要因となります。

肥満・生活習慣病

「エストロゲン」には食欲を抑制したり
内蔵脂肪がたまるのを
防ぐ作用
があるため、
減少に伴い体重がつきやすくなります。

女性ホルモンの減少により、
高血圧・糖尿病・脂質異常症などの
それまで男性に多かった
生活習慣病リスクも大幅に上昇
してしまいます。

心への変化

閉経による変化は、
身体だけではなく
心にも影響を与えることがあります。

心の変化

不  安: 将来への不安や
     自分自身の老化に対する
     不安を感じることがあります。
自信喪失: 女性としての魅力が失われると感じ
     自信を失ってしまうことがあります。
うつ状態: 気分が落ち込み
     何も楽しめなくなることがあります。

また、閉経直後の50代前半ごろには、
家庭では子どもの受験や就職
自立の問題にも
対応しなければなりません。

自身はもちろん、
パートナーも加齢によって
無理が利かなくなり、
仕事においても定年を迎える方も。

 
 
 

家計の負担
老後の資金づくり
老親への資金援助など
経済面での不安が重なる方もいます。

 
 
 


閉経後にあたる50代前半の時期は
心身共に負担がかかりやすく
メンタルヘルスには
注意したい時期なのです。

閉経のメリット:閉経後に訪れる女性の「黄金期」

閉経以降、
女性はエネルギーが
急激に増大する時期
だといわれています。

 
 
 

男性ホルモン優位になり活力があふれる
更年期明けの55〜65歳の女性

「黄金期」といわれる時期に突入します。

 
 
 

閉経によって
女性ホルモンが減少する一方で
男性ホルモン「テストステロン」が優位になり、
女性を活力的にしてくれるのです。

 
  
 

「テストステロン」は行動力を上げたり
リーダーシップを発揮させたり
とにかく力強い活力を発揮するホルモン。

 
 
 

更年期が終わったあとは、
まさに人生を楽しめる
「黄金期」がやってくるのです。
✧*。◝(*’▿’*)◜✧*。

まとめ&おわりに

閉経は、
女性の誰もが経験する
自然な現象
です。

 
 
 

身体や心への変化は
人それぞれですが、
事前に知識を身につけておくことで
スムーズに閉経期を
乗り越えることができます。

 
 
 

家事も仕事も完璧主義にならないこと。

 
 
 

疲れたら休む、
夜は早く寝る
という心がけがとても大切です。

 
 
 

これは、甘えではありません。

 
 
 

自分を労ること
無理をしないことが
周りにも迷惑をかけずに
生活していくことだと
認識を改めるタイミングなのだと思います。

 
 
 


休養が必要な年齢であることを理解し
本当にやりたいことを厳選して
時間をかけながら
じっくり取り組んでみるとよい
と思います

 
 
 

「昔はこれくらい出来たのに…」
と悲観的にならずに
成熟した女性としての
おおらかさや安定感を大切に
これからの人生を
歩んで行っていきましょう٩(ˊᗜˋ*)و

●参考サイト●
公益社団法人 日本産科婦人科学会: https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=14
更年期ラボ
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/22-%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C/%E9%96%89%E7%B5%8C/%E9%96%89%E7%B5%8C 女性の健康上の問題 – MSDマニュアル家庭版

https://www.fracora.com/ageless/6090/#:~:text=%E9%96%89%E7%B5%8C%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%80%81%E9%AB%98%E8%A1%80%E5%9C%A7%E3%83%BB%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85%E3%83%BB,%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82 「閉経ってどんなこと?」セラヴィ

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