『プチ断食』中にも、お味噌汁はいかがですか?

プチ断食

お味噌汁、大好きです💖

  
  
  

リーンゲインズを行う前は、
毎朝、
具たっぷりのお味噌汁を食べていました。

  
  
  

今では毎朝、
先述のお出汁にお味噌を溶いて
具なしのお味噌汁を毎朝飲んでいます。

  
  
  

なんといってもお味噌は『発酵食品』

  
  
  

お味噌汁の塩分で
朝の低い体温も上がりますよ♪

  
  
  

朝のスタートには
持って来いの飲み物だと思います。

  
  

今回はお味噌汁にフォーカスをあてて、まとめていきますね☆

お味噌はハイブリッドな発酵食品です

味噌は
人にとって有益な微生物や
大豆の必須アミノ酸などで生成された
「発酵食品」です。

  
  

発酵を促す微生物には、いろいろな菌などがありますが
味噌は「酵母菌」「乳酸菌」「麹菌」
3つが含まれています。

  
  
  

有名な発酵食品だと

ヨーグルトは乳酸菌
ビールやワインは酵母
甘酒や鰹節は麹菌だけです。

  
  
  

だけど、味噌は3種類を備えています!!

  
  
  

そのうえ、塩分が醤油よりも少なく
アルコールを含まない食品で
この3つを備えた発酵食品は味噌だけになります。

  
  
  

発酵食品は味を整えて、
腸内環境を良くする働きがあります。

菌の種類によって、いろいろな効能があります

乳酸菌

乳酸を生み出し、酸味を出すとともに、雑菌の増殖を抑えます。
(効果)便秘予防や免疫力の改善、花粉症やがん予防な

麹菌

大豆や米などのタンパク質やでんぷんを分解する酵素を作り出します。
味噌ができる前に麹菌は死滅しますが
酵素はずっと残って熟成を助けます。
(効果)代謝機能を上げる、疲労回復、ダイエット効果、肌荒れ防止、シミ予防

酵母菌

味噌の香りを作ります。
アルコールなど芳香成分が酵母の発酵によって生まれるのです。
(効果)便秘改善、血糖値の上昇を抑える

お味噌の中で何が起こっているのでしょうか?

お味噌は、原材料となる
「大豆」または「麦」や「お米」と
「麹菌」と
「お塩」のみ

  
  
  

では先述の「酵母菌」や「乳酸菌」は
どこからやってくるのでしょうか?

  
  

味噌ができる手順を追って、見ていきましょう☆

①塩だけで麹菌を繁殖させる

大豆に塩を入れることで
大豆の腐敗を防ぎます。


塩には
発酵菌だけが生きられる「バリア」を作り出す働きがあります。

②麹菌が酵素でタンパク質とでんぷんを分解

大豆にはタンパク質やデンプンがいっぱい含まれています。

麹菌はこれらを酵素で分解し
味噌の味のベースとなる「旨味」「甘味」を作ってくれます。

③分解した物質に酵母菌や乳酸菌が寄ってくる

ここが味噌の発酵のハイライト✨✨

  

麹菌がつくった「旨味」や「甘味」につられて
乳酸菌や酵母など
他の発酵菌が寄ってきます

  
  

この乳酸菌や酵母が
今度は「酸味「香り」をつくり出します。

  
  

これが味噌特有の
「味の深み」を醸し出していくわけです。

あとがき&まとめ

「酵母菌」と「乳酸菌」は
初めから入っているものではないんですね。

  
  

とあるお味噌メーカーのワークショップで
お味噌を作ったことがあるのですが
たしかに大豆と麹とお塩しか入れませんでした。

  
  
  

『なんでお味噌には
原材料ではない「乳酸菌」と「酵母菌」が入っているのか
不思議だなぁ』とは思ってはいたのですが、

  
  

調べてみようとは思っていませんでした(笑)

  
  

今回、これを調べることができて、
本当に勉強になりました!

  
  

『発酵食品』、とても奥深いものですね♪

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