『子宮腺筋症』の発症と、瘀血(おけつ)という体質

テレビや雑誌の健康特集でよく見かける
”ドロドロ血”という言葉がありますね。

 
  
  

中医学ではそれが起こっている状態
または、それが原因で起こる不快感や症状
「瘀血」(おけつ)といいます。


  
  

私がそれを初めて聞いたのは、
漢方薬で体質改善を始めようとしたときです。

  
  
  

私の体質は、ズバリそのものでした💦

  
  
  

子宮腺筋症を調べていくと
中医学の世界では
”瘀血(おけつ)”と子宮腺筋症とは
密接に関係しているとのことです。

☑ひどい月経痛がある
☑肩こり・頭痛がある
☑子宮内膜症または子宮筋腫がある

自己診断チェックに
こんな項目があるくらい(笑)

 
  

今回は「瘀血(おけつ)」にフォーカスを当てて
調べたものをまとめていこうと思います。

瘀血(おけつ)とは?

血の流れが、滞っている状態です。

  
  
  

「血」は本来サラサラと流れ
体の隅々まで巡っており
酸素や栄養を全身に運べる状態が理想的です。

  
  
  

何らかの原因で血が汚れたり
粘度も高くなり停滞してくると
体の各組織に栄養分を届けることができなくなり
各臓器のはたらきも弱まってきます。

  

   

中医学の「血」(けつ)とは、
西洋医学でいうところの「血液」(けつえき)とは
同じ意味ではありません。

  
  

人体を構成するひとつであり
生命活動を維持する基本物質と定義されていて、
「血液」より広い意味を持っています

瘀血となる原因があります

瘀血の大きな原因は、
一にも二にも

「冷え」だと言われています。

  
  
  

脂っこい食生活
甘いもの・味の濃い食べ物の過剰摂取
運動不足も原因とされています。

  
    

そして、不規則な生活とストレス。

  
  

こうやって改めて並べてみると、
現代病を引き起こす要因ばかりですね。(-“”-)

瘀血が引き起こす、いろいろな症状

瘀血の状態になると
体全体が酸欠および栄養不足になり
新陳代謝が低下します。

  
  

内臓や脳の働きが悪くなり、
さまざまな不調を引き起こすと言われています。

・顔、唇、歯茎の色が暗くなる
・皮膚に艶がなく、シミ、アザができる
・肩こり、関節痛、筋肉痛、頭痛
・生理痛や不妊症などの婦人科系のトラブル
・思考力低下、物忘れ、イライラ
・子宮内膜症、子宮筋腫などの婦人病の発症
・高血圧、高脂血症、糖尿病の発症

さらに瘀血が悪化すると
血管をふさいで血液の流れを止めてしまい
狭心症や脳梗塞などの
重い循環器疾患をもたらす心配もあります。

今では、認知症の
引き金の一つだと言われてもいます。

改善させましょう!生活習慣で!!

一に冷え取り、
二に冷え取りです!!( `ー´)ノ

  
  

冷やす原因を、とにかく排除することです。

これは30年近く前にも言われていました(反省) 

  
  

「肥甘厚味」といわれる油っ濃いもの
甘いもの・味の濃い食事を避けること。

その他に、適度な運動や
規則正しい生活も大切です✨

  

  

ホントに、
生活習慣病の改善項目と同じですね(苦笑)

  
  

それほど瘀血の改善は、
カラダにとって
緊急改善項目ということだと思います。

  
    

   

心とカラダは繋がっています✨✨

 
婦人科の病気は
冷えとストレスが
大きく関わっていると
言われています。

 
 
 

食事や運動など
生活習慣の改善と一緒に
ストレスへの耐性も
改善していきませんか?

 
 
 

「考えすぎてしまう」
「気持ちの切り替えが上手くなりたい」
「すぐに他人と比べてしまう」

 
 
 

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