今期の勇気づけ勉強会「STEP」も
とうとう折り返し地点を過ぎました✨✨
早いなぁ(*´˘`*)
今週からコミュニケーションの技法に入り
より実践的に。
座学だけではなく
ディスカッションや演習を通して
技法の経験も積んで行っています。
さて、
今回はお話を聴く技術の回だったのですが
中でも「開放的な応答」と「閉鎖的な応答」についての
実践があったので
まとめ直し解説してみます!
「開放的な応答」とは
「開放的な応答」とは
相手の話に興味を持ち
彼らが感じたことや
考えたことを
深く理解しようとする
応答のことです。
私が講義を受けた際、
『心の窓が、
あなたに向かって開いているよー✨』
という気持ちを
表現した応答だと教わりました。
『そんなことがあったんだ、
ツラい思いをしたね』
とか
『それは大変だったね』
など
相手の気持ちを受け止め
受け入れ
尊重し
共感することに重点を置いています。
例えば、
子育て世代の女性が
育児の苦労について話しているとしましょう。
『お友達とすぐケンカしちゃうんだよね
この先、
誰とも上手に付き合えないのかなぁって…』
こんなとき
相手にどんな言葉をかけますか?
「開放的な応答」を使用すると
彼女が抱えるストレスや不安を理解し
同情する言葉をかけることが出来ます。
『一人ぼっちにならないかと
心配しているんだね』など、
彼女の気持ちに沿わせる言葉を探しましょう。
相手の気持ちが分かりにくい場合は
質問の形をとるのも効果的です。
『この先もずっと
お友達との関係が
上手に作れないのかもと
感じているの?』
すると相手は
今の状態を
客観的に見れるようになります。
同時に、
肯定的に受け入れられたことが分かると
安心感を感じることも出来ます。
すると自分の悩みや弱点などを含めて
問題解決のために
自分をさらけ出せれるようになるのです。
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「閉鎖的な応答」とは
一方、「閉鎖的な応答」とは
相手の話を聞かず
自分の立場や意見を
押し付けるような応答のことです。
『形だけの応答で、
心の窓は閉まっている』状態だと
教わりました。
「閉鎖的な応答」は
相手の気持ちを理解しようとしないため
本心からの会話を続けることが出来ません。
例えば、子育て世代の女性が
育児の苦労について話しているとき、
『そうそう、
その年の子供は言うこと聞かないから』
とか
『なんとなるよ、心配ないって』
などの、
相手の気持ちは無視し
一般論や自分の考えを押し付けて
そこで会話が止まってしまうような応答です。
「閉鎖的な応答」で対応すると
彼女の気持ちを理解しようとしない上に
自分の経験や意見を
押し付けてしまいがちです。
相手を否定し
攻撃的な態度をとることもあり
相手が話を続けられなくなります。
「開放的な応答」と「閉鎖的な応答」の違いは、心の動きを理解すること
「開放的な応答」と
「閉鎖的な応答」の決定的な違いは
相手の心の動きを理解しようとするか
しないかというところにあります。
『たったそれだけのこと?』
と感じるかもしれませんが
相手が受ける心象は
とても大きな違いがあります。
「開放的な応答」は
相手の話を聞き
彼らが感じたことや
考えたことを
理解することに重点を置きます。
相手に軸があるんですね。
すると相手は、
自分自身を受け入れ
今の自分を表現できるように
自己開示することが
出来るようになります。
一方、「閉鎖的な応答」は
自分自身の意見や立場に固執し
相手の気持ちを理解しようとしません。
自分に軸があることになります。
相手に対して
攻撃的な態度で追い込むため
相手は自分自身を封じ込め
感情を表現することを
抑えるようになってしまいます。
相手は自分の話が理解されていない
受け止められていないと感じ
不安や不信感が生まれます。
これでは良好な人間関係の構築はもちろん
問題解決までの道のりは
はるかに遠く感じることでしょう。
「開放的な応答」がもたらす、人間関係における良いところ
相手との信頼関係が深まる
開放的な応答をすることで
相手との関係が深まり
信頼関係が築かれます。
相手が
自分自身を表現しやすい
環境を作ることができれば、
相手は自分を理解してくれると感じ
自分に対して
信頼を寄せるようになるのです。
相手との共感や理解が深まります。
コミュニケーションがスムーズになる
開放的な応答をすることで
相手とのコミュニケーションが
スムーズになります。
相手が話しやすい環境を作ることで
相手は自然な流れで話を
進めることができます。
また、相手が話しやすい環境を作ることで
相手は自分自身を表現することに集中でき
話題がずれることもありません。
問題解決がしやすくなる
開放的な応答をすることで
相手が自分自身を表現しやすくなり
問題解決がしやすくなります。
相手が自分の意見や考えを
自由に話せる環境を作ることで
問題の原因を特定し
解決策を見つけることができます。
まとめ&おわりに
『そんなことで人間関係が変わるの?』
と思われるかもしれません。
でも、実際使ってみると
相手が劇的に変わることがあります。
しかし
1度だけで変わる保証はありません。
相手もこちらの変化に戸惑って
いつも通りの反応を
返してしまうこともあるからです。
変化を感じられるようになるには
根気に何度も
繰り返す必要があるかと思います。
今までの人間関係を改善するには
根気と時間がかかることを
念頭に置いておきましょうね
小さな変化を楽しみながら
人間関係を改善していきましょう!