勇気づけセミナー『STEP』:「一次感情を伝える」イライラを抑え込まない子育てのために

なんであんなに子供を怒ってしまったんだろう

 

どうして私は、イライラしやすいんだろう

  

あそこまで言うつもりはなかった
気持ちに余裕がなくて涙が出てくる

  

こんなふうに
自分を責めてしまうことはありませんか?

  
  
  

子育ての日常の中で
カッとして
子どもに怒りをぶつけることは
よくあることだと思います。

  
  
  

そして、そのあとやってくる
後悔と反省の大嵐💦

  
  
  

これを繰り返していると
子育てに向いていないのではないか
このまま子育てし続けていてもいいのだろうかと

自分を否定する気持ちが強くなり
自信を失っていくばかりです。
(>_<)

  
  

  

しかも、怒りを伝えることは
子供にとっても
良いことではありません。

  
  
  

勇気づけ勉強会「STEP」では
子供に対する
声かけや対処法を学ぶ一方で

  
  
  
見逃してしまいがちな
親自身の気持ちについても
伝え方を学んでいきます。

  
  
  

伝える技法としては
先述した「I-メッセージ」を使うのですが

どうしても上手に使いこなせない
という話が出てきたので
そこでこんなお話をしました。

『怒りは、二次感情』

これが理解できると
自分の感情を客観的に見つめることが出来
「I-メッセージ」で
相手に上手く伝えることも出来るようになります。

勇気づけセミナー「STEP」しゃくしゃく
LINE公式アカウントを開設しています✨

お友達追加の特典として
「STEP」プチ講座の無料動画を
プレゼント!🎁

ぜひお友達登録してくださいね♪

友だち追加

「一次感情」と「二次感情」

一次感情:不安・悲しさ・辛さ・落胆・悔しさ・苦しさなど
二次感情:怒り

アドラー心理学では
「一次感情」とは
 ・不安
 ・悲しみ
 ・疲れ
 ・ストレスなどの
ネガティブな感情を指し

「二次感情」とは
「一次感情」が元で表面化した
怒りであると定義されています。

  
  
  

「一次感情」は
誰もが持っている自然な感情です。

  
  
  

しかし
「一次感情」が自分の許容範囲を超えて
処理できずに外に向けて表現してしまうと
「二次感情」である
怒りになる
と言われています。

ネガティブな「一次感情」から
怒りである「二次感情」へと
移行するスピードはものすごく速く
当の自分でも気付かないほど

  
  
  

なので、怒りの感情だけを自身で認識し
その根底にある
「一次感情」を見落としがちになるのです。

  
  
  

”怒り”という感情は
感情の中でも最もパワフルな感情

怒りに任せて行動すると
現実に悪い影響が出ることが多く
持続もできないので
終わったあと
ものすごーーーーく疲れます(笑)

その上、
後悔と反省と、自己嫌悪の嵐までもが
やってくることでしょう。

  
  
  

「一次感情」と「二次感情」の違いは
「一次感情」が生まれつき持っている
基本的な感情であるのに対し

  
「二次感情」は
「一次感情」に対する反応としての
複雑な感情であるという点が
大きく違う点です
ね。

「I-メッセージ」で一次感情を伝えよう

一次感情」と「二次感情」を
区別することの大切さ

  
  
  
怒りの原点が分かったところで
今度はその伝え方を
学んでいきましょう。

  
  
  

例えば、子供が遊びに行って
約束の時間に帰ってこないとき
あなたはどんな反応をしますか?

  

「今、何時だと思っているの?
 いい加減にしなさい!」

「約束の時間が守れないなら
 明日から遊びに行ってはいけません!」

  
  
  

こんなことを言われて
子供は明日から
素直に約束を守るようになるのでしょうか?

 
 
 

しぶしぶ守ったとしても
それは数日間だけ。

  
  
  

あとはまた約束を破ってしまったり
親に対する反発や
嫌な気持ちが残ることと思います。

  
  
  

では「I-メッセージ」を使って
「帰宅時間を守って欲しい」という
「一次感情」を伝えるには
どうしたらよいのでしょう。

  
  
  

あなたの心に
一番最初に芽生えた感情を
探してみてください。

 
 
 

それは、子供を心配する気持ちですか?
 

  

それとも
他の感情でしょうか?

  
  
  

「あなたが時間に帰ってこないから
 事故にでもあったかと思って
 心配したのよ」 

「今日は習い事があるから
 早く夕飯を食べ終わらないと
 お母さんも困るのよ」

  
  
  

そう話せば、怒ることを
回避することが出来ますね。

  
  
  

すると子供は親の感情を理解して
時間に間に合うように
自ら努力するようになります。

  
  
  
それと同時に、子供は親から
愛情やサポートを受けていると
感じることができます。

  
  
  
親子関係が強固なものに
なっていくことでしょう✨

一次感情を伝える3つのメリット

 1.自分の感情を正確に伝えることができる。
 2.相手とのコミュニケーションが円滑になる。
 3.ストレスが溜まりにくい。

怒りをコントロールすることは
子どもにとっても
親にとっても
大切なことです。

  
  
  

子供の心身に悪影響を及ぼすことなく
親が怒りをコントロールすることで
子どもは怒りに対処する方法や
自分の感情を
うまく表現する方法などを
学ぶ
ことができます

おわりに&まとめ

「STEP」を受講している方の中に
「怒らなくなって、疲れなくなったー」と
おっしゃっていた方がいました。

  
   
  

私もそれを体感した一人。

  
  
  

「怒らないだけで
 こんなに心も身体も
 軽くなるんだ✨」って
感動したことがあります。

  
  
  

その上、子供も協力的になり
ますます心がざわつく回数は
減っていきました。

  
  
  

子育てだけでなく人間関係において
「一次感情」を伝えることは
とても重要です。

  
  
  

「一次感情」を伝えると
子供は親の感情を理解し
素直に受け入れることができます。

  
  
  

親と子、
相互の理解が
進んでいくようになりますよー(*´˘`*)♡

●参考書籍&サイト●

『人生が大きく変わる アドラー心理学入門』岩井俊憲著 かんき出版
https://studyhacker.net/adler-nlp 「「キレやすい人」はキレる代わりに◯◯を伝えるべき。自分も相手も損しない “怒り” の賢い対処法」 StudyHacker
https://www.omoimo.jp/contents/blog/blog-743/ 「子育て奮闘中の親御さん必見 怒りの感情の捉え方と対処法」omoimo