勇気づけセミナー「STEP」:「罪悪感」を払拭するための3STEP

STEP勇気づけ

先日のSTEP/Teenの講座の中で
「罪悪感」についての話題がありました。

 
 
 

STEP/Teenのテキストの中では
「子供に罪悪感をなすりつけるようなことは、しない」
「罪悪感を持つ必要はない」
というような内容です。

 

 

 

子供に「罪悪感をなすりつける」悪意については
テキストの文章からでも理解出来るのですが
「罪悪感を持つ必要はない」という文章だけだと
解説が少ないように感じていました。

 
 
 

「一切の罪悪感は必要ない」という意味合いではなく
「過度に罪悪感を持つこと」または
「長期に渡って罪悪感を持ち続けること」は
必要がない
ということだと
私は認識しています。

 
 
 

以前の記事で
「罪悪感」について書いたものがありましたが
それは『課題の分離』をして
現状を整理するという視点について
でした。

今回はそこを発展させて
「罪悪感を払拭するための3STEP」について
解説していこうと思います。

「罪悪感」とは、本能的な感情

「罪悪感」とは
いったい、どんな感情なのでしょう?

「本当に悪いことをしてしまった」

または

「何もしてあげられなかった」

 
 
 

などの、自分への非難の感情ですね。

 
 
 

先述していますが
「罪悪感」とは、もともと人間本来に備わっている感情
「このような失敗をもう2度としない」
「次はこんな気持ちにならないように行動しよう!」とする
防衛反応のようなものです。

罪の意識あるいは罪悪感ともいう。

法律上の犯罪ばかりではなく
倫理的、道徳的、宗教的規範に背き
過失を犯した
あるいは犯そうと欲した時に感じる
自己を責める感情

「心理学辞典」 有斐閣

「相手との関係を修復するような行動をとり
 好ましくない行動を避けるようになる」

と解説されているように
「罪悪感」とは本来、
ポジティブな人間関係づくりを
後押しているもの
なのです。

 
 
 

そんなポジティブな意義のある感情ですが
過剰に
または長く持ちすぎると
自分自身を苦しめること
になります。

「罪悪感」を解き放つ3ステップ

「罪悪感」を手放すための”3ステップ”のうち
①・②までやられている人は多いけれど
大切なのは3つ目✨

 
 
 

お分かりになっていると思いますが
大前提として
自分の行動で
相手に迷惑をかけたことが分かっている場合

対応です。

 

※こちらに非がないのに
 八つ当たりで不機嫌になっている人など
 そういう場合はもちろん論外です。

ステップ①とにかく、心からの謝罪を

とにもかくにも、謝りましょう!
※もちろん自分に不備があった場合です。

もう2度と
このような過ちを起こさないためにも
しっかり謝って
自分の非を認めましょう。

ステップ②現状の回復と、正しい手順で課題に取り組む

自分の行動で
本来ではない状態になっているのであれば
正しい状態にまで回復させます。

 

まずは元通りにすることを目標にしましょう。

 

仕事であれば
上司や同僚を頼って
現状復旧することも良いやり方
です。

 

そうすることによって
正しいやり方を身に付けることが出来るし
仲間との信頼関係も強くなります。

 

現状の回復が出来たら
正しい手順で仕事を進めてみましょう。

ステップ③同じ間違いを繰り返さないための方策を立てる

ここで「罪悪感」の本領発揮です!

 

同じ間違いを繰り返さないための
防御の方策を立てましょう。

 

仕事であれば
「ダブルチェックをする」とか
いろんな形があると思います。

 

「もう2度とあんな思いはしないぞ!」
という気持ちを込めて
方策を立てることをおススメします。

 

ここでも
上司や同僚を巻き込んで方策を立てるのも
よい手立てですね♪

ここまで3ステップを進めれば
もう「罪悪感」は手放しても大丈夫!!

 

あなたを苦しめた「失敗」は
ひとつの貴重な「経験」となって
未来への成功へと繋がっていきます

子育てに3STEPを取り入れて、勇気のある子供に育てよう!

この3ステップは
仕事上だけで
使える技術ではありません。

 

子育てにも取り入れていきましょう!\٩( ‘ω’ )و ///

子供が、この3ステップを活用すると

この3ステップを習得した子供は
過度に失敗を恐れなくなります

 

一時的な「失敗」をしたとしても
ちゃんと反省して
失敗と向き合い、
気持ちを切り替え
次に挑戦する気持ちを取り戻すことができます。

 

「失敗しても、大丈夫!
 また立ち上がって
 やり直せばいいんだ!」という自信に繋がっていくのです。

勇気づけられた子供になっていきます✨

失敗を、そのままにしていた子供は

この3ステップを踏まずに
失敗をそのままに放置したり
逆に失敗を責めたりすると
失敗を過度に恐れる子供
になります。

失敗した自分は、愛されないんだ。
また失敗したら、今度は見捨てられるかもしれない。

 

そんな気持ちを持つ子供は
失敗しないためにも
何事にもチャレンジしない
無気力な子供になっていきます。

 

または失敗した場合、
回復する術を持たないため
失敗したことを隠そうとして
ウソをつくようになるパターンもあります。

どちらにしても
前途ある子供にとっては
良いことではありません。

おわりに&まとめ

この3ステップは
仕事でももちろん
子育てにも有効なことが
お分かりいただけたと思います。

 
 
 

どんな世代でも
あらゆる人にも使える考え方であり

失敗をしない人なんて
いないのですから✨

 
 
 

前回の「課題の分離」を使って
誰に問題があったのかを見極めた後
自分に原因があった場合には
ぜひ取り組んで頂きたいと思います。

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