「 1日はみんな24時間じゃないの?」
と思われるかもしれませんが
体内時計が刻む時間は
みんなそれぞれ
微妙に異なっているそうです。
23時間台の人もいれば
25時間台の人も。
日本人の平均は
24.2時間だと言われているそうです。
この睡眠のリズムをつくる物質の1つに
脳内物質「メラトニン」があります。
メラトニンという物質がつくるリズムが
1日の長さを決めているのです。
「朝、日光を浴びる」ことが重要
この「メラトニン」ですが、
脳に光が届くと
分泌がストップして
その時点から
体内時計がスタートすると言われています。
困ったことに
私たちの体内時計は
平均して1日十数分ずつ遅れていく
ちょっと不正確な時計です。
毎朝スタートがそろえられることで
毎日の時刻合わせをすることが出来
24時間に合わせて
生活することができるのです。
時刻合わせのネジ巻きは
日光だけではなく
決まった時間の食事や
運動などもあります。
中でも光が最も強力です✨✨
特に日光など強い光は
体内時計を1日に何時間も動かす力を
持っています。
体内時計リセットさせる「光の強さ」
メラトニンをストップさせるには、
1,500~2,500ルクスの明るさが必要です。
時間の目安は
1回につき5~30分と言われています。
真夏の朝日なら
5分でも大丈夫でしょうが
日差しが弱い季節なら
30分を目指しましょう。
「朝日を浴びるためにぼーーっと30分過ごすなんて、無理」
という方も多いと思います。
例えば
通勤に徒歩の時間を作り出すなど
工夫が出来ることがありますよ。
しかも、直射日光である必要はありません。
目覚めたら
窓から1m以内に入るようにしましょう。
窓から1m以内ならば
3,000ルクス程度の十分な光が得られます。
窓に近い場所で
朝ご飯を食べるということも
日光を浴びる工夫となります。
「寝起きリズム」の基本は『早起き早寝』
寝起きのリズムを整えるには
体内時計を安定させる必要があります。
早寝早起きではなく
『早起き早寝』の順番が大事。
慣れないうちは早起きは苦しいですが
リズムが整ってくると楽になり
3〜4週間続ければ
体内時計が朝型にリセットされます。
夜の光は、要注意です。
照明を明るくして
テレビやパソコンを長時間見つめているだけで
体内時計は夜型に向かわせます。
https://sleepmed.jp/platform/entry4.html 睡眠医療プラットフォーム
https://toyokeizai.net/articles/-/342143?page=4 東洋経済「たいていの人は自分の「睡眠タイプ」を知らない」