よりよい眠りのための「音」と「音楽」

眠る前に音楽を聴いたりしますか?

  

好きな音楽はアップテンポで
それを聞くと
興奮してなかなか寝付けないなんてことも
ありますよね。

  
  
  

入眠に特化した音楽が「YouTube」や
「Spotify」などサブスクリプションのサイトや
入眠支援アプリにも
たくさんの音や音楽が提供されています。

  
  
  

本当に
便利な世の中になったものだなぁと
感心します✨✨

  
  
  

さて、今回は
よりよい睡眠に導くための
「音」や「音楽」についての回です。

そもそも、どうして「いざ眠ろう」とすると、周囲がうるさく感じるのか

いつもの就寝時間にお布団に入り

「今日も頑張った!よし、寝るぞ!」

目をつぶると
やけに周囲の音に
敏感になることがありませんか?

  
  
  

通りを行きかう車の音や
いつもなら気にならないほど遠くを走る電車の音。

 

ご近所さん家の犬の鳴き声や
隣の部屋からの生活音。

 

自分の部屋の時計のコチコチ音。

  
  

眠ろうとしているからか
やたらと耳について眠れない!

そんな経験はありませんか? 


  
  

実は、
「眠る前になると、うるさく感じること」にも
意味があります。

眠りにつく時、脳波にも違いがあります

眠くなってきたとき
脳内ではα波(アルファ波)という
脳波が出てきています。

●脳波の種類●
(1) γ波(ガンマ波):イライラしている状態時に出る脳波
(2) β波(ベータ波):通常の覚醒している状態時に出る脳波
(3) α波(アルファ波):リラックスした状態時に出る脳波
(4) θ波(シータ波):浅い睡眠でまどろみの状態時に出る脳波
(5) δ波(デルタ波):深い睡眠の状態時に出る脳波

このアルファ波が出てくる状態では
聴覚が過敏になってくる
ことが
明らかになっています。

では、なぜ入眠前のリラックスタイムに
聴覚が過敏になるのでしょうか?

昔からの”命を守るための大切な機能”

「眠ること」は動物にとって
無防備な状態になる
ということです。

  
  
  

そのため、眠る前には
外敵に襲われないように
周囲の安全を確保する必要
があります。

  
  
  

「いよいよ眠る」という段階では
聴覚を敏感にして
あやしい物音がしないか
危険な敵が、近くに存在していないか
最終確認しているのです。

  
  
  

眠くなると音に敏感になるのは
昔からの私たちに備わっている
”生命を守るための大切な機能なのです。

このことから、周囲の音がうるさく感じたら
脳は順調に眠りに入ろうとしている
証拠だとも言えます。

  
  
  

「うるさいなー」と思ったら
「よし、これで眠れるぞ」というサインだと
ポジティブに捉えてみましょう。

睡眠に適した「音」・「音楽」とは??

脳波の種類でもお伝えした通り
睡眠前には
アルファ波が出ている
「リラックス状態」を作り出すため

音楽が適していると言われています。

①歌声が入っていない
②自然音
③心拍数に近いテンポ

眠っている間も
聴覚中枢は働き続けています

  
  
  

そのため、耳から情報を受け入れ
歌詞が脳に入ってくると
意味のある言語として
捉えて考えはじめるので
リラックスするどころか
返って覚醒してしまいます。

  
  
  

”人の声”が睡眠を阻害するとも
言われているので
テレビやラジオ、音楽も歌詞があるものは
就寝時にはオフにすることをお勧めします。

  

その他に
不規則な「風のゆらぎ」や「川のせせらぎ」のような
『1/fのゆらぎ』と言われる
自然に近い音が眠りに良い
といわれています。

眠りに入りやすい音楽については
たくさんの情報がありました!

次回のブログで調べていきたいと思います。

●参考サイト●
https://www.wacoal.jp/pw/suyasuya/201801/post-41.html ワコール すいみんポータルサイト
https://www.francebed.co.jp/umoureform/faq/sleep/sleep-music.html 睡眠の質を高めるおすすめの音楽と聴き方 フランスベッド
https://liflance.jp/blog/2019/12/13/goodsleep10/ 【睡眠について知ろう】睡眠環境と音
https://sound-design.usen.com/feature/office-bgm/office-bgm65.html 仮眠時のBGMで疲労回復効果UP!休憩時間の正しい音楽活用術