カウンセラーへの道:消化器官とはたらく酵素

人体の勉強の続きです。

  
  
  

今回は内臓の中の「消化器官」

  
  
  

そこには消化酵素という
切っても切り離せれないものが
関連してきます。

  
  
  

ただそれを読んでいるだけでは
覚えれない…💦

  
  
  

まとめ直し、覚えていこうと思います!

三大栄養素と分解酵素

「三大栄養素」は栄養素の中でも
特に身体を動かすエネルギー源になる
栄養素
です。

最近では、その性質から
三大栄養素は「エネルギー産生栄養素」
と呼ばれるようになっています。

①炭水化物(糖質)

糖がつながったもので
消化吸収されてすぐに
脳や身体のエネルギーとなる

 単糖体:グルコース(ブドウ糖)・フルクトース(果糖)・ガラクトース
 二糖体:マルトース(麦芽糖)・スクロース(ショ糖)・ラクトース(乳糖)
 多糖体:デンプン・セルロース・グリコーゲン

消化酵素の働きによって
それぞれ分解され、
最終的にグルコースになって
エネルギーとして使われる。

  

また肝臓や骨格筋では
余剰なグルコースを
一時的に貯蔵しておく
ために、
グルコースから
グリコーゲンを合成
します。

②たんぱく質

アミノ酸がつながった高分子化合物で
プロテイン
ともいいます。

  

骨や筋肉・臓器を作っています

合成する器官は、
細胞内に存在するリボソーム内にあって
mRNAの遺伝子情報を読み取って
たんぱく質へと変換
しています。

③脂肪

神経組織、細胞膜、ホルモンなどを作っています。

  

食事から得られるもの
体内で炭水化物から
合成されるもの
があります。

  

消化・分解は主に小腸でなされ
脂肪酸グリセリンに分けられます。

  

脂肪を分解するために働く酵素は
リパーゼ
です。

膵(すい)臓による糖代謝の機能

膵臓に存在する内分泌腺を
ランゲルハンス島(膵島)
といいます。

  
  
  

ランゲルハンス島には
α(A)細胞
β(B)細胞
δ(D)細胞があり、
それぞれ異なるホルモンを分泌して
血液中に含まれる
グルコース(ブドウ糖)の濃度を調整
します。

  
  
  

血糖値を
正常な状態に保つことができ
グルカゴンインシュリン

拮抗ホルモンとも呼ばれています。

α細胞(A細胞)

α細胞は、
グルカゴンというホルモンを分泌
します。

  

グルカゴンには、
下がった血糖値を上げる作用
があります。

  

血糖値が下がると
グルカゴンはグリコーゲンの分解を促進し
血中のグルコースの濃度を上げます

  

同時にグルカゴンは、
細胞に蓄えられたグルコースの
血中への排出を促進します。

  

グルカゴンは
グルコースの濃度を上げることで
血糖値を上げることができます。

β細胞(B細胞)

β細胞は、
インスリンというホルモン
を分泌します。

  

インスリンには、
上がった血糖値を下げる作用があります。

  

血糖値が上がると、
インスリンはグルコースの合成を促進し
血中のグルコースの濃度を下げます

  

インスリンによって
合成されたグルコースは、
グリコーゲンになり
エネルギーとして蓄えられるため
血中へのグルコースの排出が抑制されます。

  

同時にインスリンは
細胞へのグルコースの取り込みを促進します。

  

インスリン
グルコースの濃度を下げることで
血糖値を下げる
ことができます。