基本的にカウンセラーは
「人の話を聞くのが仕事」なのですが
心の変調を来した方が
どんなお薬を飲んでるのか
基本的な知識は必要という事らしく
勉強がしなくてはならないようです。
小難しくって
イヤになってくるのですが
しょうがない!
頑張って
まとめてみようと思います!!
自律神経と体性神経
神経系は
自律神経(不随意神経系)と
体性神経(随意神経系)に分類されます。
自律神経は、
交感神経と
副交感神経の
相反する2つの神経から成り立ち
通常1つの器官に
両神経が分布し、
互いに反対の神経を支配して
バランスを保っています。
自律神経の神経伝達物質
交感神経は、
活動的なことをしているときに優位に
一方
副交感神経はリラックスしているときに
優位になります。
体内では、脳と筋肉が
交感神経と副交感神経でつながれています。
しかし、脳と筋肉は
最初から最後まで
自律神経だけで
つながっているのではありません。
脳から伸びる神経と自律神経が
シナプスを作ってつながっているのです。
脳と交感・副交感神経をつなぐ
神経伝達物質は「アセチルコリン」
交感神経と効果組織をつなぐ
神経伝達物質は「ノルアドレナリン」
副交感神経と効果組織をつなぐ
神経伝達物質は「アセチルコリン」です。
アドレナリン作動薬(交感神経作用薬)
交感神経には
αとβの受容体(レセプター)が存在し
ノルアドレナリンは
α受容体に特異性が強く
イソプロテレノールは
β受容体に特異性が強い。
アドレナリンは
α・β受容体に非選択的に強く作用します。
コリン作動薬(副交感神経作用薬)
副交感神経が興奮すると
アセチルコリンがコリン受容体に結合します。
このコリン受容体を刺激する薬物と
アセチルコリンを分解する
コリンエステラーゼを阻害する薬物があります。
アドレナリン受容体遮断薬(交感神経遮断薬)
アドレナリン受容体に結合して
アドレナリン・ノルアドレナリン
あるいはアドレナリン作動薬物の作用を
特異的に遮断する薬物です。
抗コリン作動薬(副交感神経遮断薬)
アセチルコリンの作用を遮断することで
副交感神経の機能を抑制します。