カウンセラーへの道:依存の生理学

アルコール 薬物 買い物 ギャンブル
いくつの依存症を
上げることが出来ますか?

  
  
  

案外、身近にある依存症。

  
  
  

かくいう私は
カフェインへの依存症なのではないかと
感じています。

  
  
  

朝、なくてはならない大切なモノ。

  
  
  

これがないと、1日が始まらない。
モチベーションが上がらない。

  
  
  

今も、コーヒーを飲みながら
まとめています。

  

コーヒー、やめられないです(笑)

依存症とは

特定の何かに心を奪われ、
「やめたくても、やめられない」状態になること

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000149274.html「依存症についてもっと知りたい人へ」厚生労働省

分かりやすい表現だと思います。

  
  
  

また依存を催す刺激が無くなると
精神と身体などに不快な症状を生じ
さまざまな障害を
引き起こす恐れがあるものを

依存症
と呼びます。

  
  
  

依存症には2つの種類があり
「物質への依存」と
「 プロセスへの依存」
があります。

物質への依存

ニコチンやアルコール・薬物などの
物質に対しての依存

プロセスへの依存

物質ではなく
特定の行為や過程に必要以上に熱中し
のめりこんでしまう症状

ギャンブルなどの依存を指します。

これらの依存症は
いくつかの条件を満たすと
精神疾患としてみなされる
ことがあります。

依存症の精神疾患とみなす条件とは

耐性の形成がみられる
離脱症状の有無
・その行為を中止・制限しようとすると
 持続的な欲求または努力の不成功がある
・その物質をえるために必要な活動・物質使用、
 またはその作用からの回復などに
 費やされる時間が大きい

・物質使用のために重要な社会的・職業的
 または娯楽的に活動を放棄、または減少させている
・精神的または身体的問題が
 持続的または反復的に起こり
 悪化しているにもかかわらず
 物質使用を続ける

耐性の形成

依存性薬物の中には、
連用することによって
その薬物が
効きにくくなるもの
があります。

  

これを薬物に対する
耐性の形成
と呼ばれています。

  

薬物が効きにくくなるたびに
使用量が増え
致死量に近い
摂取量に至る
こともあります。

耐性が形成されやすい薬物

耐性が形成されやすい薬物として
アンフェタミン
モルヒネ
アルコールなどが
あげられます。

離脱症状の有無

不安症状やイライラなどの
不愉快な症状を
軽減させようとしたり
回避したりするため、
同じ物質(もしくは関連物質)を探し求め
繰り返し摂取してしまうことを指します。

  
  
  

依存物質の多くは
脳内報酬系(ドーパミン系)快楽物質が
強制的に分泌されることが
繰り返されます。

そうすると、
次第に喜びを感じる
中枢神経の機能が低下し
耐性が形成されます。

  
  
  

快感・よろこびが感じにくくなるにつれ
以前のような
強い快感や喜びを得ようと
ますますアルコールや
薬物の量や頻度が増えていきます。

  
  
  

快感・よろこびは感じにくくなり
焦燥感や不安、
物足りなさばかりが増していくというのは
ドーパミン系が
抑制されるからだと言われています。

  
  
  

離脱症状が、
著しい苦痛、社会的・職業的
またはほかの重要な領域における
機能の障害を引き起こす場合
精神疾患として扱います。

  
  
  

また依存はその症状によって
「精神依存」
「身体依存」
に分類されます。

精神依存

使用のコントロールが
出来なくなった状態
をいいます。

  

使用を中止すると
精神的離脱症状がみられ
強い不快感を生じま

身体依存

使用を中止することで
けいれんなどの
身体的離脱症状
いわゆる禁断症状
が出現します。

  

精神依存は
あらゆる物質依存や
プロセス依存に見られるが
身体依存は
必ずしもすべての依存に
みられるわけではありません

  

薬物依存以外では
身体依存は形成されません

  

薬物依存でも
身体依存を伴わないものがあります。