勇気づけセミナー『STEP』:”寄り添う”ということ

STEP勇気づけ

今回は、勇気づけ勉強会『STEP』に関連して
「寄り添うということ」
について書いていきます。


  
  

でも、相手は子供ではありません。

  
  
  

「STEP」は
大人の方にも通ずる
コミュニケーション技法であることのお話しです。

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私は、普段
「整膚師」というボディケアのお仕事もしています。

   
  
  

あまり聞きなれないでしょうが
「整膚」とは
肌を心地よく引っぱることによって
血流を上げ
体中に酸素や栄養素を届け
身体の機能を取り戻すことによって
健康に貢献する手技技法です。

  
  
  

施術中はお客さまと
いろんなお話をすることがあります。

   
  
  

あまりの気持ちよさに
眠られる方も多くいらっしゃるのですが
昨日のお客さまは
聞いて欲しいことが
心の中にいっぱいある方でした。

  
  
  

旦那さんは、現在闘病中。

  
  
  

定年を迎えるまで
大きな病院にかかったことがないような
とても元気な方だったそうです。

  
  
  

ですが数年前
病気が判明しました。
  
  
  

ご自分の健康には
とても自信があったらしく
かなり凹まれたそうです。

  
  
  

でも、
私のような家族以外の人と会うときは
とても気丈でご健勝なご様子。

  
  
  

しかし、ご家族の前では
素のご自分を出てしまうのだそうです。

  
  
  

お客さまである奥様は
とても大らかで楽観的な方で、

「大丈夫!!きっと良くなるよ!」
と元気づけても

「本当によくなるかなんて、医者にも分からない。
 そんな突き放した言い方、しないで欲しい」

と元気がなくなってしまうのだそうです。

  
  
  

どうやって接していいのか
分からないというのが
お客さまである
奥様の心の中のモヤモヤなのだそう。

  
  
  

旦那さまの気持ち
私にも分かります。

  
  
  

私も自分のカラダに病気が判明した時
命に係わる病気でないとわかっても
この先
どうなるかわからない不安で
いっぱいになりましたから。

  
  
  

そんな時、嬉しかったのは
「大丈夫だよ!!」
と言ってもらった
前向きで大らかな言葉と

この自分の不安な気持ちに
寄り添ってもらえたと感じた、
そんな言葉でした。

「寄り添う」って、どんなことなんだろう

「相手の気持ちに寄り添う」

  
  
  

これも
「STEP」にもある考え方なんです。

  
  
  

難しく考える必要はありません。

  
  
  

相手の心の中でモヤモヤした
その気持ちに
寄り添うことなんだと思います。

  
  
  

相手の気持ちを
「言葉」として引き出し
それに寄り添う。



例えば、
どうして旦那さんはたまに
イライラしたような
気分を害したような態度になっているのか。



それを聴いてみます。

  
  
  

「どうして、そんなにイライラしているの?
 私が何か、あなたの気持ちを害することをしちゃったかしら?」

「違う、関係ない」

  
  
  

ここまではいつもと一緒。

そこからもう一歩
踏み込むことが出来なかったそうです。

  
  
  

「今、どんな気持ちなの?
 イライラしているの?
 それとも、なにか不安なことでもあるの?」

  
  
  

具体的にどんな気持ちなのかを
聴いてみます。

  
  
  

「病気の再発が不安だ」

「この先、体力がどんどんなくなっていく。
 最後はどうなるのだろう」

「こんなに一生懸命
 先生の言うことを聞いているのに
 良くなった実感がない。
 あの先生と合っていないのかな?
」などなど。

  
  
  

その時その都度
かける言葉は違うでしょう。

  
  
  

その言葉にした気持ちに
「寄り添う」ことが大切
なんです。

  
  
  

例えば先述の
「病気の再発が不安」だと
今の気持ちを言葉にしてくれたのなら

  
  
  

言い回しを変えて
気持ちを理解したことを
伝えてみましょう。

   
  
  

「そう。
 突然再発するかもしれないと思うと
 不安になってくるんだね」

  
  
  

たったこれだけのことですが
諭すわけでも
解決しようとしているわけでも
突き放しているわけでもなく

相手にはただ
自分のことを思ってくれている
心配してくれているんだ

という気持ちが伝わったと、
理解できますね。

  
  
  

これだけで十分なんです✨✨

  
  
  

これが「感情に寄り添う」
ということだと思うんです。

  
  
  

そこからもっと
気持ちを聞き出していきましょう。
注:無理強いはいけません

  
  
  

「この先の人生、
 どうなってしますのかと思い悩んでいるの?」

とか

「病院へ行って検査が受けると
 再発が分かることも嫌なの?」

とか。

  
  
  

問いかける会話の切り口は
いっぱいあると思います。

  
  
  

どう思っているのか

どう感じているのか

どんなことが不安なのか

どんなことに苛立っているのか

  
  
  

心の中のモヤモヤを言葉にするだけでも
心の中のひとつの大発見!

  

前進です!!

  

そのモヤモヤを
漠然としか把握できていないから
余計に不安になったり
イライラしたりするのですから。

  
  
  

心の中の整理を促し
なおかつ、気持ちに寄り添う。

  
  
  

どんなに素敵な言葉をもらっても
感情を有するのは
その方自身
です。

  
  
  

前に進んでいくのか
今は少し休憩するのか
それを選択するのも
その方自身です。

  
  
  

感情を
他人が肩代わりしてあげることは
出来ません。

  
  
  

自身の感情と向き合い
解決していく手助けをするのが
本当の意味での
アドバイスなんだと思います

「寄り添う」ということは
そういう力もあるんですね✨✨

  
  
  

子供であれ
大人であれ
人間ですから感情を持っています。

  
  
  

”子育て勉強会”と銘を打っていますが
「STEP」のコミュニケーション技法は
あらゆる年代を超えて
どんな人にも通用する能力
となり得ます。

 おわりに

書いている間に、どんどん長くなってしまいました。

  
  
  

「え、そんな単純なこと?」

  
  
  

と思われるかもしれませんが
これが効果があるんですよー。

  
  
  

よかったら試してみてくださいね(*´˘`*)♡

  
  
  
  
  
  
  

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