勇気づけセミナー『STEP』:”反映的な質問”の具体例、批判の好きなおばあさんのお話

前回に引き続き
『STEP勇気づけセミナー』の
フォローアップ勉強会のお話です。

研修プログラムである
全10回コースの勉強会は、
突然途中から
参加することはできません

  
  

勉強会は、
知識の積み重ねだからです。

  
  

でもフォローアップ勉強会は
10回コースの勉強会に参加して
わからなかったこと理解できなかったこと

以前受講したものの、
忘れてしまったこと不安に思っていることなどを
フォローする勉強会なのです。

  
  

初めて参加する側からだと
「どんなことをしているのかな?」とか
「どんな感じで講座が進むのか」
そんなことが分かって、とても安心できます♪

  
  

参加した感想は
『目からウロコ』が
ボロボロと落ちた感じ
です。

  
  

私が『この講座を勉強していきたい!』
と思ったお話を載せますね♬

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”困ったこと”の題材は、子供でなくてもOK!!  

その時の題材は
子育ての問題ではなく、
『実家の父の困ったこと』

  
  

『STEP』自体が、
子育てだけに問題を抱えている人だけが
集まる勉強会ではないので、
こういう題材もOK!!
  
それも、私にはビックリしたことでした☆

  
  

お年を召して
すこーし頑固になってしまった
お父さんのお話です。

  
  

正当感を振り回して
他の人をけなしたり、
比べたりするのだそう。

  
  

それが、娘さんからすると
聞いているのが嫌になるほど
苦痛だというお話でした。

  
  

先生からのアドバイスは
『聴く』ことでした。

  
  

「どうして、そう思ったのかを
 きいてみるといいわよ」って。

  
    

実践するための例として
こんな説明をされていました。

比較・批判が大好きなおばあさんのお話

とあるおばあさんは
他人と比較したり、
非難めいたことを言うのが大好き!

  
  

ショッピングモールへ買い物に行った際
遠くを歩いている見知らぬおばあさんを見て
小声でこう言いました。

  
  

「ねぇ、
 あの人の赤いセーター、変じゃない?」

  
  

この話を聞いた時、
   
 『…またか…』(¬_¬”)
  
と思ったそうです。

  

でも、ここで
  
「またそんな話?!
 どうでもイイじゃないの、そんなこと!!」

  
と声を荒げようなら2人は、
イヤーな気分のまま
ショッピングを続けなくてはいけません。

  
  

かといってこの人は、
見も知らぬおばあさんの悪口を
一緒になって
言いたくもないのです。

  
  

でもこの批判大好きなおばあさんは、
この感情を共有したいーーー!

  
  

おばあさんの感情を否定することなく
自分の感情も守るためには、
どうするか ―――――。

  
  

ここで、訊いてみるのです!
「じゃあ、あの人なら何色が似合うと思うの?」

  
  

そういわれると
比較することが大好きなおばあさんは

  
  

「そうねぇ。
 濃い青色とか、落ち着いた色のほうが似合うと思うわ」

  
  

と、ノリノリで返答。

  
  

「イイかもしれないね。
 あなたはセンスがイイから」

  
  

なんて言われようものなら
褒めてもらえるし
否定もされないし
そのおばあさんは始終ニコニコで
ショッピングを続けたそうです。

  
  

そこで、
一緒に勉強会に参加していた人の
質問が入りました。

 
  

「私の周りにも、そういう人がいます。
 でも、そんな風に尋ね訊くことが出来ません!」

  
  

そんなことを訊くのも
億劫なんだそうです。

  
  

その気持ちも、よく分かります(笑)

  
  

「質問するのは、数分程度。 
 でも、訊かずに拒絶したら、
 ずーーっと嫌な気分のままよ」

  
  

しかも、
話題をすり替えようものなら
またどこかのタイミングで
このおばあさんは他の人を批判し始めます

  
  

どこかで腹に落ちていない
納得していない話題だから
満足するまで
繰り返します。

  
  

だからこそ、訊いてみましょう!

  
  

しかも『聞き方』があります!!

  
  

アドラー心理学に基づく『STEP』では、
”反映的な聞き方”という方法を用いて
相手に尋ねます。

  
  

その例の一つが前述した
「じゃあ、あの人なら何色が似合うと思うの?」
という質問の仕方です。

だからこそ、勉強しようと思いました

いかがでしたか?

  
  

このお話を聞いて
『これは、面白い!!』と心底感動しました。

  
  

子供だけではなく
大人の人間関係にも応用が効くし
やり方も論理的で体系づいているので
勉強すれば、習得できます!

  
  

も一つ、オマケ。

  
  

この質問をするのを
相手の気持ちを取りなすような気分になって
「面倒くさい」や「億劫だ」
と思うのなら
自分の練習または訓練だと
考える
のも一つの手ですよ。

  
  

『これは、自分の”反映的な聞き方”の技術の向上のため…!』

  
  

と思えば、それほど苦ではなくなるはず。

  
  

こんなアドバイスも頂けましたよー。
その人に沿ったやり方を教えてもらえると
やる気が出てきませんか?