「ほめる」子育て
私が子育てを始めた頃
主流な考え方でした。
今もそうなのかな?
いろんな子育て本が乱立し
どれがいいのか
情報過多な時代だったなぁと思います。
私もそんな本にまみれて
振り回されてた感が(笑)
でもね、
なんとなく当時から
しっくりと腹に落ちない感じがありました。
何が悪いというのも
明確にはわからないんだけど。
でも
『これ、本当に、大丈夫?』(;¬¬)
って本能で感じる気持ちが
あったように思えます。
そして、この違和感の本質は
つい最近、
アドラー心理学をベースにした
子育て勉強会『STEP』で
解明されることとなりました✨✨
今回は「褒める」ことについて、
お話していきますね。
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「ほめる」ということ
「よく出来たね~っ!! すごいね!」
「こんなことができたんなんて、おかあさん、鼻が高いよ!!」
子育て本には、
『ぜひぜひ大袈裟にでも褒めてやってください!!』
『こどもは、褒めてくれるお母さんの顔を見ることが、大好きです!』
なんて内容が
いっぱい書いてありました。
では、この「ほめる」判断基準は
どこにあるのでしょう?
いわゆる
世間一般の常識でしょうか?
いいことをしたら、ほめてあげるの?
大したことじゃないけど
子供のモチベーションを上げるためにほめるの??
親子のコミュニケーションの一つの表現として
ほめるの???
いずれにしても
この「褒める」基準は『親』にあります。
親の判断基準をクリアすることが出来れば、
子供はほめられるわけです。
一族代々大泥棒の家の子ならば、
モノを盗んだら、
親に褒められます。
しかし
普通の一般的な家庭では
しっかり怒られますね(笑)
褒められる行為には
「誰」か”上から目線の存在”が
必要なわけです。
誰かに
依存していることになります。
必要なこととは「勇気づけ」です!
『STEP』では、
褒めることを推奨していません。
必要なことは
『勇気づけ』をすることだと言っています。
ここでいう『勇気づけ』とは
ありのままの相手に
共感する態度です。
相手が達成した時だけでなく
失敗した時も無条件に行います。
上手に出来て
喜んでいる子供の感情に添わせ
一緒に喜びましょう。
うまくいかなくて
失敗してしまっても、
やった努力の過程を認めてあげましょう。
『大変だったけど、やり切れたね!!
嬉しい気持ちでいっぱいだね!
お母さんも嬉しいなぁ』
『今回はうまくいかなかったと
ガッカリしているのかな?
これまでやってきたことは、無駄じゃない。
経験だよ。
この問題点を整理し、工夫してみよう。
きっと次は出来るよ!!』
ここには、
親の判断基準は含まれていません。
あくまでも子供の感情が、
基準になっています。
親はあくまでも共感し、
見守る立場に徹しています。
子供たちは、
「結果」ではなく「過程」が大切なんだと
理解します。
たとえ失敗しても非難されず、
親が、
自分の感情に寄り添ってくれることを
体感していきます。
すると、
見守ってくれていた親に、
信頼を寄せるようになり
自分は、守られているんだという
安心感を得ることになります。
『失敗しても大丈夫!』
「困難でも
やれるかもしれない」と
自信をつけていくのです。
「他人依存」と「自分依存」
褒めることは
他人に判断を委ねる『他人依存』
勇気づけは
自分で自分の人生を切り開く力を付けさせます。
『自分依存』
『自身の自立』のあり方です。
余談ですが
余談ですが、
こういう声掛けは逆効果ですよ。
『だーいじょうぶ、だいじょうぶ。
次はできるようになるって~』
取り繕うためなのか、
慰めようとして
こんなことを言ったことはありませんか?
子供の気持ちを
理解しようとしていませんよね。
口先だけの言葉を、
子供たちは感じ取っています。
子供たちは、親の言葉の裏側も、
見抜いていますよ☆