前回、
繊細さんの傷つきやすさを
「STEP」の考え方で
防御するお話しました。
他人の問題に
首を突っ込むことは、
相手に失礼だという
表現をした箇所がありましたね。
「過干渉は、相手に失礼」
「STEP」の考え方を使って
そこをもう少し詳しく
説明したいと思います。
他人の問題に踏み込んではいけない
問題が発生したとき、
「STEP」では
「誰の問題?」を一番最初に考えます。
アドラー心理学では
『課題の分離』といいます。
これが自分の問題であったのなら
それは
「真摯に取り組まなければならない
課題がやって来た!」
と捉えて、
ぜひ「STEP」の考え方で
解決方法を模索してみてください!!
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これは練習であり
実践ですよ♪
もしも「相手の問題」であった場合
あなたが解決してはいけません。
あくまでも、
相手が解決しなければならない問題なのです。
子供の問題は、子供が取り組むからこそ意味がある
例えば、
子供の苦手な
「算数の宿題」があったとしましょう。
まったくやる気を感じられることなく
目の前でグダグダしている様子をみて
「さっさとやってしまいなさい!」
とか
「やらなきゃ終わらないよ!!」
とか、
一言言いたくなる気持ちも
よーーーく分かります。
かと言って、
お母さんである自分がやってしまっては
子供のためにはなりませんね。
これからどんどん難しくなっていく
算数を取りこぼさないためにも
苦手意識を克服するためにも
苦手なものに取り組む
忍耐力のためにも
やり遂げた後も
達成感を得るためにも
宿題は、
子供がやってこそ意味がある。
だからこそ
世の中のお母さんは
子供自身に
宿題をやらせようとしているんですね。
親が子供の問題に手を出したら
ではここで、
お母さんが
手を出してしまったらどうなるでしょうか?
その瞬間は、
気の重い算数の宿題から解放されて
気持ちは楽になります。
でも長い目で見たら
算数が苦手であるには変わりが無い。
それどころか
どんどん苦手になっていきます。
難しくなっていく算数からは取り残され
いずれは
追いついていけなくなる。
「苦手なモノからは
逃げればいいんだ」という
間違った考え方を
強化することにもなりかねません。
「周りの子たちは出来ているのに
自分には出来ない。
自分はなんてダメなんだろう…」
と、自信の喪失にも
繋がりかねませんよね。
もしくは
「こんな宿題をやり遂げられないほど
自分は出来ない子供なのだ」と、
自己否定を積み重ねることにもなります。
宿題に限ったことではありません。
トラブルとは、
ただの困難や問題ではなく
人間を成長させる
チャンスでもあるからです。
それに手を出してしまっては
相手の成長のチャンスを
潰すことになりかねないのです。
過保護・過干渉の子供たちに
無気力感や
自己肯定感が低くなる傾向が現れるのは
こういう過程があるからです。
お友達とのケンカに、親が出ていくとどうなる?
他の問題ではどうでしょうか?
子供がお友達と
ケンカをしたと言って
泣いて帰ってきました。
ここで親が
子供のケンカに出ていってしまっては
子供はお友達と
仲直りをするチャンスを奪われてしまいます。
どうやって
仲直りをすればいいのか。
仲直りしたい気落ちを伝えたり
行動を考えて起こしてみたり
ときには
傷つくこともあるかもしれませんが
それは大きな経験となって
子供の中に根付いていきます。
その試行錯誤が
大人になってからの
人間関係構築のための
大切な礎となっていくのです✨✨
そんな貴重なチャンスを、
可哀そうだからと言って
奪ってしまってはいけません!
トラブルは、
その時は困難でしかないしませんが
その後、大きな財産となります。
大切な経験を
奪ってはいけないんです。
親は子供よりも
先に死んでいきます。
残された子供に、
一人で生き抜いていく力を与えるのが
親の役割です。
そのためにも、
過干渉はやめましょうね
まだお子さんが小さくて
解決策を
ひとりで見出すことが出来ない場合
「STEP」では
「反映的な聴き方」や
「問題解決の模索」を使って
親子で一緒に考えていく
過程があります。
ぜひ一緒に勉強しませんか?