勇気づけセミナー『STEP』:「うさぎとかめ」をアドラーの解釈で見てみよう

『ウサギとカメ』の寓話を
覚えていらっしゃいますか?

  
  
  

絵本などでおなじみの
ウサギとカメが
どちらが早く目的地に着くかを
競争をする物語です。

  
  
  

この童話が示す教訓としては

 ・相手が弱いからと言って、軽んじてはいけない
 ・コツコツと物事を進めていくことこそが、成功への近道だ
 ・油断大敵
 ・自分の力を過信することなかれ など

でしたね。

  
  
  

私もそうでした。

  
  
  

「カメのように
 歩みは遅いかもしれないけれど、
 ひとつひとつ積み重ねていくんだ」
って、そういうお話しなんだと。

  
  
  

実際、
昭和初期の小学校の教科書には
『油断大敵』という題名で
この「ウサギとカメ」が
載っていたという話もあります。

  
  
  

それは、それでいいんです。

  
  
  

きっとそれを教訓として
作られた寓話だから。

  
  
  

それをアドラーの視点から見てみると
自分らしく生きるための
新しい解釈を感じ取れます♪

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物語の中の「ゴール」の設定はどこ?

『物語の一番最初に決めてたじゃん!』

ってお思いになるかと思います。( ˘ω˘ )

  
  
  

ここではゴールを
とある山頂にしておきましょうか。

ウサギとカメは
スタート時
山頂に向かって競争し始めました。

  
  
  

ウサギは自慢の脚を活かし
どんどん走っていきます。

  
  
  

それに比べて
カメはゆっくりゆっくりと
自分のペースで歩んでいます。

  
  
  

すぐにウサギとカメの間に
大きな差が現れました。

  
  
  

それに気づいたウサギの心の中に
油断する気持ちが生まれてきます

「カメさんよりこれだけ離れているなら
 少しくらい休んでも大丈夫だろう」

木陰でゆっくりするつもりが
すっかり眠りこけてしまいました。

すっかり陽は落ち
眠りこけてしまったことに気づいたウサギは
慌てて山頂に向かって走り出します。

  
  
  

すでに時遅し。

  
  
  

カメはすでに
山頂に到着した後でした。

うさぎのゴールはどこへいった?

物語の流れとしては
ウサギもカメも山頂に向かって走り出し
そして到着しています。

  
  
  

でもアドラーの見方だと
ウサギはゴールを別のところに
設定し直していると考えます。

  
  
  

それは、どこでしょうか??

  
  
  

ウサギはレースの途中
気付かないうちに
ゴールを『カメに勝つこと』に変更しています

  
  
  

「早く山頂に到着すること」
ではなく

「カメとの勝負に勝てればいい」
になっている
わけです。

  
  
  

極端に言えば
他人を軸にして
競争していたわけ
ですね。

  
  
  

反対にカメは
自分のゴールを
そのまま山頂にしています

  
  
  

自分の目的を達成するために
ウサギなど気にせず
自分のペースで黙々と歩き続け
ウサギより先に山頂に到着
しました。

自分軸で目標に向かって
行動した結果
というわけです。

他人の人生を歩まないこと

ウサギのように
他人の事を気にしながら
行動していませんか?

  
  
  

ご自分の目標を
見失ってはいませんか?

  
  
  

この寓話を通して
「自分を軸とした人生を歩むこと」
の大切さが分かります。



ウサギもカメの存在を気にせず
己の力を過信しなければ
カメよりもずっと早く
ゴールに到着できていたはずなんです。

 
 
 

勝手に他人を軸にして見比べて
油断したことが敗因
なんですね。

自分の人生を生きるということ

仕事や学校で
こんなことはありませんか?

  
  
  

職務を全うすることが自分のゴールなのに

「こんなことをしたら
 周りはどう思うんだろう?」

とか

「こんな発言・提案をしたら
 上司はどんな評価をするんだろう?」とか。

  
  
  

同期の中でも
優位に立っている状況ならば
「アイツよりも俺は出来てる!
 だから能力の劣った連中がやればイイんだ」

他人の存在や
他人の目が
介入してくることはありませんか?

  
  
  

学校でもそうです。

「こんなことをしたら
 協調性の無い人間だと思われないだろうか?」とか

とかく思春期は
人の評価が気になる時期ですね。

  
  
  

仕事場の話に戻しますね。

  
  
  

自分の目標達成が
今ある職務を全うすることならば
人の評価なんて
どうでもいいのです。

  
  
  

もちろん意見・提案を伝える技術は
必要です。

  
  
  

新しいことや
斬新なことを始めようとする人に
周囲は嫉妬ややっかみ
親身を装ったアドバイスをくれるでしょうが
気に取られる必要はありません。

  
  
  

ご自分のゴールを目指すべきです。

  
  
  

「どうしたら私の職務を達成できるか」
を考えて
他人の感情の一切を
排除することが大切です。

  
  
  

他人の感情なんて
コントロール出来ないのですから。

  
  
  

それがアドラーのいうところの
『自分の人生を生きる』

ということなのです✨

おわりに

この新釈「ウサギとカメ」を
初めて教えていただいたとき、
いかに自分が
他の人を気にしながら生きて来たかを
思い知らされた気がしました。

  
  
  

まさに青天の霹靂✨

  
  
  

新しい職場に入った時も
この新釈「ウサギとカメ」を心に置きとどめて
厄介な人と
対峙してきたことを思い出します。

  
  
  

その後、
おかげさまで乗り越えていくことが出来
その職場も
この厄介な人との関係も
今年で5年目になります✨

  
  
  

自分の課題をしっかり見据えることで
他人も目に惑わされない生き方が出来ます。

  
  
  

この考え方も
何度も取り組んでいくうちに習得できます!

  
  
  

幸せの近道ですよ☆(*´罒`*)