日本人にはおなじみの食材である
「枝豆」
これから暑くなる時期に向けて
美味しい季節が到来です╭( ・ㅂ・)و
ビールに合わせてもよし!
おやつに食べてもよし!
炊き込んでご飯にしてもよし!
その他にも
いろんな食べ方があると思います。
どうして薬膳の食材として
今まで調べてこなかったのか
不思議なくらい身近な「枝豆」は
ちょうど今が旬✨
この時期に旬を迎える理由が
効果効能を調べていくと
わかって来ました✨
「枝豆」は緑黄色野菜、栄養価も違います
枝豆は
大豆が熟す前に収穫したもの。
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大豆になると
「豆類」に分類されますが、
枝豆は
「緑黄色野菜」に分類されています。
栄養学的にも、
枝豆は大豆と同様の成分を備え
大豆にない
βカロチン
ビタミンC、E、鉄分を含みます。
薬膳的「枝豆」の効果効能
【五味】甘
【五性】平
【効果効能】
健脾:「脾」の働きを高め、水分代謝をよくする/消化を促す
利湿:余分な水分である「湿」を排出する
補気:エネルギーの素となる「気」を補う
補血:「血」を補う
むくみ・冷え対策に
湿度の高くなっていくこの時期に、
身体の余分な水分を
排出する作用があり、
冷房などで強くなっていく
下半身の冷えやむくみ、
重だるさを改善する効果があります。
![](https://yoyu-shakushaku.com/wp-content/uploads/2024/06/29193931_s.jpg)
夏バテ防止に
「気」や「血」とは
体の中を巡るエネルギーのこと。
枝豆には
気血を増やす作用があり、
貧血や冷え性
疲労回復などに効果が期待できます。
冷たいもの食べ過ぎ飲み過ぎにより
胃腸の調子を崩しがちですが
消化吸収力を養い
胃腸の調子を整えます。
食欲不振や消化不良
夏バテなどの改善に
効果が期待できます。
肝機能を向上させるため、ビールのおつまみにピッタリ
枝豆には「メチオニン」という
アミノ酸が豊富に含まれており
肝臓の解毒作用を高め
二日酔いの予防や
肝機能の向上に効果が期待できます。
肝機能の向上
利尿作用
アルコールの分解促進
先述のむくみの解消と併せて
ビールのおつまみに
おススメなのにも理由があるんですね。
![](https://yoyu-shakushaku.com/wp-content/uploads/2024/06/4555788_s.jpg)
枝豆の薬膳的食べ方
日本では「茹で枝豆」が主流ですが
他にも
いろいろな枝豆の調理方法があります✨
枝豆の薬膳効果を
最大限に引き出すためには
調理方法や食べ方に
こだわると楽しいですよ。
茹でる
枝豆を茹でる場合は、
塩茹でにせず
だし汁で茹でるとより効果的です。
![](https://yoyu-shakushaku.com/wp-content/uploads/2024/06/27973837_s.jpg)
だし汁には
昆布や干し椎茸、生姜などを使うと
良いでしょう。
塩分を控えている方にも
おススメです。
炒める
枝豆を炒める場合は、
生姜やニンニクなどの薬味を加えると
胃腸を温める効果がアップします。
![](https://yoyu-shakushaku.com/wp-content/uploads/2024/06/4218251_s.jpg)
スープにする
枝豆をスープに入れると
栄養が壊れることなく
体内に吸収されやすい料理になります。
天日干しにする
枝豆を天日干しにすることで
利尿作用を
高める効果が期待できます。
おわりに&まとめ
日本や中国では
すっかりおなじみの枝豆ですが
西洋諸国では
大豆を未成熟のまま食べるのは
ごく最近になってからのこと。
英語でも
「edamame」と表記されています(*’ω’*)
薬膳の記事を書くたびに感じますが
旬を迎える野菜には
ちゃんと意味があるんだなって。
自然は上手に出来ていて
スムーズに回っているんだなと感心します。
●参考サイト●
https://www.palsystem-kyosai.coop/navi/20210701001.html#:~:text=%E6%9E%9D%E8%B1%86%E3%81%AF%E8%96%AC%E8%86%B3%E3%81%AE,%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 「7月の家族の健康レシピ」パルシステム
https://www.pan-chan.com/yakuzen/yakuzen_043.html 「家庭の薬膳 枝豆」大陸情韻