はじめの薬膳:梅雨でも身体を冷やさないくだもの「さくらんぼ」

漢方・東洋医学

今年もやって来ました!
さくらんぼの季節🍒

  
  
  

梅雨が明けるか明けないか
という今の時期が
さくらんぼの旬の始まりです。

  
  
  

我が家では、
お友達と共同購入して
北海道から送ってもらっています。

これが初夏の楽しみであり
ゼイタク✨✨

  
  
  

今年も可愛らしい「さくらんぼ」が
たくさん届けられました。

薬膳としての「さくらんぼ」を調べてみると
あの小さな実に
たくさんの効能があることが分かりました。

薬膳的さくらんぼの効果効能

【五性】甘味
【五味】熱/温性
【効果効能】
 ・「気」を補い、胃腸の働きを整える
 ・体内の湿気を取り除く
 ・皮膚を潤す、美肌効果

「さくらんぼ」は
果物では珍しい熱/温性
  
  
  

身体を温めてくれる食材です。
たくさん食べても、
身体を冷やしません

  
  
    

まだこの時期は、
身体が本格的な暑さに慣れていません。

  
  
  

日々の気温差も激しく、
梅雨冷で急激に冷えたり
暑い日はエアコンで冷えたり
うっかり冷たいものを口にしがちだったり
冷えのトラブルが多い時期でもあります。

  
  
   

そんな時に
この「さくらんぼ」🍒

体を温め
「気」を補い
身体の内側から元気
にしてくれます。

身体から湿気を取り除くさくらんぼ

梅雨から夏の間、
日本は高温多湿な気候のため
どうしても
体内に湿気が溜まりやすく
なります。

  
  
  

身体が
重だるく感じることは
ありませんか?

  
  
  

「さくらんぼ」には
排出されずに体内に残っている
湿気を取り除き
水はけを良くする作用
があります。

身体に湿気が溜まると
 ・疲労
 ・食欲不振
 ・下痢や軟便
 ・頭痛 などの原因になります

湿気を取り除き、
水はけを良くするのが
大事な梅雨&夏の養生ポイント

  
  
  

また、消化機能の働きを活性化させ
「気」を補う作用
もあるので
一石二鳥の食材ですよ🍒

「美肌効果」も期待できます✨

矛盾しているように
感じるかもしれません。
  
  
  

身体の中の
余分な湿度は
肌にとってもトラブルを引き起こし
特に
シミの原因にもなる
と言われています。

  
  
  

「さくらんぼ」は
湿気を取り除きながらも
潤いを与え
肌の乾燥を防ぐ作用
もあります。

栄養学的さくらんぼの効果効能

さくらんぼに含まれる栄養素は、
 ・糖質
 ・ビタミンA
 ・ビタミンB
 ・ビタミンC
 ・葉酸
 ・リン
 ・カリウム
 ・鉄分など

利尿、むくみ、気管支炎の消炎、病後の回復期に適しています。

鉄分の含有量は
くだもののトップクラス

  
  
  

カロテンは
りんごや桃にくらべて4~5倍

  
  
  

妊娠したお母さんに良いと言われている
葉酸も
果物の中では多く含み、
造血や発育に
欠かせないビタミン
です。

まとめ&おわりに

「さくらんぼ」のちいさな実に、
こんなに効果効能があるとは
知りませんでした。

  
  
  

しかもこの時期
身体の熱を冷ますくだものが多い中
「さくらんぼ」は
身体を冷やさない
珍しいくだものであることも、面白い(*´罒`*)

  
  
  

この時期に旬を迎える意味が
「さくらんぼ」にもありますね✨

  
  
  

一粒に入っている栄養素量は
さほど多くないものの
バランスがよく
天然サプリメントとして
理想的なくだもの
だと言われています。

  
  
  

上品な甘さの中に
すこしだけ酸味が効いていて
味覚的にも初夏の食べ物🍒

  
  
  

感謝して
頂きたいと思います(*´˘`*)♡

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