緑茶は世界中で
愛されている飲みもの
その高い抗酸化作用や
健康効果から
健康飲料としても
おなじみですね。
今、まさに新茶の季節✨
しかも今年はまだ5月だというのに
35℃を越える気温を記録したり
気温の乱高下が続いて
身体に負担がかかっています。
そんな時には、ぜひ緑茶🍵
日本人の生活に密着した飲み物ですが
実はいろんな効果効能があるんです。
漢方的「緑茶」の効能・効能
【五性】涼性
【五味】苦/甘
【効果効能】
・清熱解毒 熱を冷まし、解毒する
・生津止渇 潤いを作り出し、渇きを止める
・利尿消腫 余分な水分を排出し、むくみを取る
・清利頭目 体内にこもった熱による頭痛や目の充血を改善する
・安神 心を落ち着かせる
漢方では、緑茶は熱を冷まし
毒素を排出する作用がある
「清熱解毒」の効能があるとされています。
急な暑さに体が慣れず
頭がぼーっとした時にも効果的!
これは、緑茶に含まれる
カテキンやカフェインなどの
成分によるものです。
緑茶に含まれる主な有効成分は
①カテキン
②カフェイン
③ビタミンC
①カテキンは緑茶の
抗酸化作用の主成分で
がんや動脈硬化などの
生活習慣病の予防に
効果があるとされています。
②カフェインは中枢神経を刺激して
覚醒作用があり
疲労回復に効果があります。
③ビタミンCは抗酸化作用や
免疫力アップに効果があります。
これらの成分が
緑茶の効果効能に繋がっています。
女性の健康と緑茶
緑茶には、
女性の健康にさまざまな効果があります。
①美容効果
緑茶には抗酸化作用があるため
肌の老化を防ぐ効果があります。
また、カフェインには
脂肪燃焼効果があるため
ダイエットにも効果的です。
また、むくみを解消する効果もあるので
スッキリとした印象を
与える効果があります。
②リラックス効果
お茶の中に含まれる
うまみ成分「テアニン」には
リラックス効果があることが知られています。
ストレス緩和や
睡眠の質を改善する効果なども
期待できると言われています。
緑茶にはカフェインも含まれており
覚醒効果がありますが
テアニンには
興奮を適度に抑える働きがあるため
カフェインによる
興奮が穏やかな作用にとどまります。
③体脂肪低減・コレステロール値低下効果
ガレート型カテキンは
体脂肪の吸収を抑制し
血中コレステロール値低下効果が
期待できます。
継続的に摂取すると
肝臓での脂質代謝が高まり
体脂肪の減少・肥満予防効果が
アップします。
④抗酸化作用
抗酸化作用により
活性酸素を除去することで
老化や病気を
予防する働きが期待できます。
緑茶は、認知機能を向上させ
認知症のリスクを減らすのに
役立つと考えられています。
どうして『お茶を一服』というのか
お鮨屋さんで食後に
「あがり」と言う名で
緑茶が出てくるのは
解毒効果を期待して
食後に飲まれていたと言われています。
実際、
食前の空腹時には
緑茶はあまり飲まれませんよね。
空腹で飲むとお腹が冷えるし
胃を痛めることを
昔の人たちは知っていたからです。
「お茶を一服」という表現も、
その名残。
お茶には
薬の服用の意味があったからですね。
緑茶を飲む際の注意点
健康に良い飲み物ですが
緑茶に含まれるカフェインには
興奮作用や不眠症などの副作用があり、
飲み過ぎには注意が必要です。
1日3杯程度を目安に
飲むようにしましょう。
また、緑茶には
タンニンが含まれています。
タンニンは
鉄分の吸収を阻害する作用があるため
食事と一緒に
飲むのは避けましょう。
食事と飲み物を
1時間以上あけて飲むようにしましょう。
また身体によいからと言って
飲み過ぎると
身体を冷やすことになります。
まとめ
緑茶は、女性の健康に
さまざまな効果がある飲み物です。
あの緑茶の香りにも
癒されますね~~(*´˘`*)♡
身体にも心にも良いとはいえ
飲み過ぎは
身体に負担がかかりますよ。
何事も
「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね