はじめの薬膳:いもそれぞれに、いろんな効能があります

前回の「さといも」への反響が
たくさんありました✧*。◝(*’▿’*)◜✧*。

 
 
 

お読みいただいて
本当にありがとうございます!!

  
  
  

事の発端はFacebook

  
  
  

里芋と山芋の
効果の違いについての投稿に
たくさんの反応があったことから。

  
  
  

よく似たねばねば食感のお芋なのに
種類によって
こんなに効果が違うんだと
反応がたくさんあって
私も嬉しかったです。

  
  
  

🍠今から旬を迎えるお芋たち🥔

  
  
  

他のお芋とも比較して
今の体調に合わせたものを
チョイスしてもられば、
身体も楽になり
食卓も楽しくなると思います♬

  
  
  

これも立派な食養生であり
薬膳ですよ。

  
  
  

以前書いた
ブログの記事も合わせて、
お読みいただけると幸いです💖

①じゃがいも⇒調節系

【五性】甘味
【五味】平性
 ・胃腸の元気UP
 ・胃痛対策
 ・むくみ
 ・美肌

熱に弱いビタミンCは
豊富なでんぷんに守られているため
加熱しても
壊れにくい性質
があります。

  

栄養成分は
皮の近くにあるため
ぜひ皮ごと食べれる調理法を

②さつまいも⇒やんわり補給系

【五性】甘味
【五味】平性
 ・疲れ
 ・食欲不振
 ・便秘
 ・気力の補給

  

ご飯が食べたくなくても
さつまいもなら
食べれるということはありませんか?

  

あの甘みと
ほくほく感が
胃と同時に
心も癒してくれます💖

③山芋、長芋⇒バリバリ補給系

【五性】甘味
【五味】平性
 ・滋養強壮
 ・病中病後の栄養補給
 ・エイジング対策に

漢方では
乾燥させたものを「山薬」と呼び
滋養強壮剤の生薬
として有名✨

  

血糖値の上昇を抑え
生活習慣病のサポート
更年期の緩和
老化防止の効果もあります。

④里芋⇒排出系

【五性】甘味/辛味
【五味】平性
 ・痰やむくみなど、溜まった不要物の排出
 ・消化不良に

デトックス効果も優れており
水分代謝の改善にも✨

  

淡白な味のため
いろんな料理方法や味付けにも
対応できます。

注意!

カラダにはもちろんイイけれど
たくさん食べると
もちろん太ります!

  
  
  

昔は主食として
お米の代わりに
食べられてきました。

  
  
  

食養生として食べるのならば
食べ過ぎにはご注意くださいね。

  
  
  

暴飲暴食は身体に
特に消化器官に負担がかかります。

まとめ&おわりに

お芋は総じて
甘味と食感が特徴✨✨

  
  
  

甘みは緊張をほぐし
心を緩ませることが出来ます。

  
  
  

食物繊維も多いので
すべてのお芋は
消化不良や便秘などを解消し
胃腸不調の改善に役立ちます。

  
  
  

消化器官である「胃脾」を
健やかに保つため
消化吸収がスムーズに行われると
栄養が体内に行きわたり
心身に気力・体力が満ちてきます

  

 
  

やる気が起こらない
体力がついていかない時など
ゼヒ食べていただきたい食材です。

  
  
  

平性で
身体を温めも冷やしもしないので
どんな体質の人にも
おススメ
なのもウレシイですね。

  
  
  

注意の項目でもお伝えしましたが
食べ過ぎは
不調の原因になりかねません。

  
  
  

「過ぎたるは猶、及ばざるが如し」

  
  
  

過剰は不足よりも
身体に負担がかかります。

  
  
  

美味しくって
たくさん食べたくなるのは分かります

  
  
  

ですが、食べすぎ注意ですよ(*´˘`*)♡

●参考書籍●


「毎日の食事で心と体を整える 漢方ご飯」 櫻井大典著 永岡書店