『子宮腺筋症』治療からやって来た更年期、”指のこわばり”と”関節リウマチ”との違いを把握しましょう

前回からの続きです。

更年期は
ただでさえ不安が強い時期。

  
  
  

症状の一つに、
指のこわばりなどの”関節症”があることを
知っておくだけでも、
不安材料が軽減して、
気持ちが変わっていきますよ💖

  
  
  

一緒に、正しい知識を重ねていきましょう♪

更年期による”指のこわばり”

関節リウマチとの違いは、
関節の炎症は伴わないこと。

また、関節リウマチでは
症状が次第に悪化していく

更年期の関節症の場合には
閉経直後の半年間が最も症状が強く
その後、数年で徐々に消えていく
という。

https://medical.jiji.com/topics/217  時事メディカル

女性の体内で
さまざまな働きをしている
エストロゲン(女性ホルモン)は、
骨や関節にも影響
を与えています。

  
  
  

エストロゲン分泌が減り始め、
女性ホルモンのバランスが悪くなる40代後半から、
骨量は減少し始めることがわかっています。

 
  
  

なので、女性は男性よりも骨粗しょう症
手指のヘパーデン結節や
足の外反母趾などの、
骨の老化による病気も多いと言われています。

更年期以外の”指のこわばり”を症状とする主な病気

「指のこわばり」を症状とする病気には、
次のようなものがあります。

指のこわばり

・関節リウマチ……自己免疫異常による疾患
         あちこちの関節に炎症が起こり、関節がはれて痛む。
         長期間にわたって進行すると
         関節の変形と機能障害が起こる
・へバーデン結節……手指の第1関節の変形、突出、疼痛
・ブシャール結節……手指の第2関節の変形、痛み、指が曲がりにくいなど

https://www.cosme.net/a-beauty/article/I0005989 A-beauty 『更年期、手のこわばりに困ったときの対処法』

中でも
リウマチや膠原病では、
1時間以上続く”指のこわばり”や指の関節痛
が見られます。

  
  

初期では、更年期の関節症状と
見極めがつきにくい
のも
特徴の一つです。

  
  
  

早期の関節リウマチでは、
症状はあっても
リウマチ反応やCRPという
リウマチに特徴的な炎症反応も
検査結果には出ないということもある
よう
です。

  
  
  

また、更年期症状の治療で
ホルモン補充療法を行って、
手のこわばりや関節の痛みが
和らぐ例もあります。

  
  
  

医学的な治療法が見つからないときも、
運動やリラクゼーションなど、
生活の中で手のこわばりをとる工夫が大切です。

冷えや肩こりが ”手のこわばり” の原因かもしれない

更年期症状は、
ホットフラッシュや動悸、
疲労感、
気分の落ち込みなどが代表的とされていますが、
実はこの年代は
肩こりや四十肩、五十肩に悩む人も多いのです。

  
  
  

体の冷えや疲れによって
関節やその周りの血流が悪くなり、
痛みやこわばりが出ていること
もあります。

日常生活から改善していきましょう✨

その原因には、
ライフスタイルも影響
しています。

  
  
  

たとえば、姿勢が悪く、
いつも背中を丸めている。

  

運動不足で
血行が悪くなっている。

  

老眼やドライアイによる目の疲れ
食生活が乱れて栄養が偏っていることや、
内臓の疲れがあるなども
背景にあると考えられます。

  
  
  

しかし、動かさないでいると血流が悪いまま
もっと動きにくくなってしまいます。

  
  
  

こまめに動きましょう!
また定期的な運動は、血流の改善に役立つ上
ストレス解消
にもなりますよ♬