「四季のリズム」と「温度と湿度のコントロール」が『睡眠』には大切です

暦的には
「大寒」を迎えて
1年で一番寒い季節となりました。

  
  
  

本当に朝
お布団から出てくるのが
ツライ季節ですね(>_<)

  
  
  

私はネコと寝ているので
布団の中で
スース―気持ちよさそうな
寝息を立てている
彼女を見ていると、
とても起きる気になりません💦

  
  
  

めちゃくちゃ可愛い上に
余計に眠気を誘われます(=^・^=)

  
  
  

さて
そんな天国のようなお布団の中ですが
睡眠にとって
最適な温度
があるそうです。

  
  
  

もちろん部屋の温度も然り。

  
  
  

今回は睡眠に適した
温度・湿度について調べていきます。

睡眠にとっての理想の温度と湿度

温度については

夏場は約25℃~26℃
冬場は約22℃~23℃
湿度については50%~60%

が理想的と言われています。

  

日本は四季のある国
「四季のリズム」と「温度と湿度のコントロール」が大切です

一般的に
室温は28℃を超えると
眠りが浅くなる
と言われています。

  
  
  

29℃の室温で眠るのが
最も睡眠が安定
するとされていますが
日本には移り変わる季節があり
それぞれの季節で
外気温は大きく変わります

  
  
  

寝室も外気温に影響されて
季節ごとに室温が変化します。

  
  
  

睡眠を行う寝室の
環境の室温として許容されるのは
夏季で28℃以下
冬季で10℃以上

と言われています。

  
  
  

それでも18℃の幅がありますので
季節と寝室に合わせた
寝具と寝衣を選んで
もう一つの環境である
おふとんの中(寝床内)を
快適な温度に保つことが大切です。

夏の睡眠環境の整え方

・室温を28℃以下にする
・湿度は40~60%に ※除湿機能などの活用
・微風があると涼しく感じる
・通気性の良い敷きパッドなど、熱がこもりにくい寝具を選ぶ
・パジャマなどの着衣量や素材で調節する

冬の室温環境の整え方

寒過ぎる場合は
通常の睡眠環境では
布団によって
眠りそのものの質はそれほど影響がないのですが
問題なのは
布団の中の温度が30℃以上あるため
布団から出た時に
室内があまりに低いと
いわゆるヒートショックを起こすこと

健康リスクに繋がります。

冬場の寝室の温度は
ある程度キープしておくことが大切です。
  

・室温は18度以上に保つ
・湿度は50%以上に保つ
・窓からの冷気を遮断する掛け寝具の量を増やしすぎない
  ※寝具の重さで血行不良となる可能性があります
・着衣量や素材での調節

お布団の中にも適した温度があります。

布団の中の温度と湿度を
「寝床内(しんしょうない)気候」

と呼んで、
温度は33±1℃
湿度はどの温度に対しても50%前後
快適に眠れる数値だと言われています。

  
  
  

体温調節の基本メカニズムのうち
「輻射(ふくしゃ)」
「伝導」
「対流」
「発汗」
の4つが熱放散のしくみ
で、
暑い環境では
体の外に熱を逃がしたり
逆に寒い時は震えを起こして
体が熱をつくり出したりして
人間の体の中の温度が
急激に変化をしないように
調整しています。

  
  
  

寝床内の温度が33℃というのは
皮膚表面温度が35℃を超えてしまうと
放熱できないし
対流も起こらないため、
発汗しか手段が無くなって
ものすごく汗をかく
ことに。

  
  
  

かといって
布団の中が28℃ですと
今度は寒すぎて震えが起こります。

  
  
  

この5℃前後という幅の中で
細かい変化が起こっているのです。

●参考サイト●
https://www.nishikawa1566.com/company/laboratory/topics/10/ 京都西川
https://omsolar.jp/omx/special/special_01.php 人生に占める割合が4分の一とも3分の一とも言われる睡眠
https://www.sumirin-ht.co.jp/oyakudachi/body/005947.html 住友林業 季節に合わせた快適な睡眠環境の整え方とは?