はじめの食養生：漢方薬としての「桃」のおいしい力

ここのところ
陰陽五行や五臓の内容ばかり💧

知識を重ねることは
楽しいことですが、
私もいい加減
別のことを調べてみたくなってきました。

　　　
　　
お盆とういうこともあり
全国的に長期のお休み♪

このブログの内容も
お休みモードにしたいと思います＼٩( ‘ω’ )و //／

お気楽な内容ですので
気分転換にでもお楽しみいただけたら
嬉しいです(*^^*)

私の父は岡山出身で
小さな頃、桃といえば
買うものではなく
親戚の伯母から大量に送ってもらって
頂くものでした。

　　
　　
今思えば、なんて贅沢！✨

今も桃は、大好きな果物の一つです🍑

この桃、
漢方薬の材料になることで有名なんです。

特に婦人病には
効果が大きく
私もお世話になっています。

カラダに合っているからでしょう。
子宮腺筋症の症状が
格段に楽になりました。

調べていくと
桃の実や種だけでなく
花や葉っぱにも効能があり
昔から漢方の生薬として
珍重されてきたのだそうです。

桃の実

五味：「甘味」
性質：「温性」
という分類になります。

夏の果物にしては
珍しく
体を温めるものなのです。

「気を補い、津液を生じさせる」
といわれています。

栄養学的な
その他の効能としては、
桃に含まれるビタミンCは肌をきれいにし
カリウムは高血圧を予防すると言われています。

桃の種　桃仁(とうにん)

「血行を促して、瘀血を除去する中薬」
として有名です✨

桃の種は桃仁（とうにん）と呼ばれ
生薬として使われています。

桃仁は
桃の種の核を取り出して
日干ししたもので、
血の巡りを良くする
働きがあります。

また、女性ホルモンの乱れを正常にしたり
月経不順や
便秘を解消する
効能などもあります。

桃仁は桃核承気湯（トウカクジョウキトウ）
桂枝茯苓丸（ケイシブクリョウガン）などの
漢方薬に含まれています。

効果が強いので
使用するときには
漢方の専門家に相談してから
使用しましょう。

桃の花　白桃花(はくとうか)

桃の花は
白桃花(はくとうか)と呼ばれる生薬で
利尿にはたらく成分が含まれているため
利尿剤やむくみの解消
下剤として用いられています。

桃仁同様、
白桃花も効果が強いので
注意が必要です。

妊婦さんには禁忌とされています。

桃の葉

日本では
夏場にあせもに良いとして
薬草入浴剤として使われてきました。

肌荒れのローションや
湿疹予防
としても効果があります。

熱を冷ます働きや
利水作用があることから
関節や頭痛の薬に使われることがあります。

中国では
殺虫作用があることから
マラリアやトリコモナスなどの
感染にも使われるそうです。

おわりに＆まとめ

日本では
女の子の厄除けと健康祈願のお祭り
桃の節句（ひな祭り）が
毎年３月３日にあります。

桃の木には
体の中の悪いものを取り除き
魔除けの力を持つと言われているため
ひな祭りの時に使われるようになったそうです。

桃太郎さんの昔話では
桃の実は「不老不死の実」としても有名です✨

桃の持つ力は、昔から認められ
現在も脈々と続いているんですね。

私もその恩恵を頂いています✨

西洋の薬では、
どうにもならなかった子宮腺筋症の痛みが
今では嘘のように落ち着いています。

こんなにおいしくて
可愛らしい果実なのに、素晴らしい！！(๑º ﾛ º๑)✨

ありがたいです✨✨