漢方の基礎知識:生命のエネルギー「気血」の通り道「経絡(けいらく)」

漢方・東洋医学

とうとう買ってしまいました!
「経穴人形」✨✨

先生の施術室にあり
「プロが使うものだ~~」って
思っていましたが
お金を頂いて施術している時点で
私もプロの端くれ( ˘ω˘ )

  
  
  

先生がこの経穴人形を使って
施術内容を説明されているのをみて
理論的で分かりやすく
内容がしっかりと伝わってきている
ことに
感銘を受けたのでした。

  
  
  

施術を受けていらっしゃる人に対して
納得できる施術内容の説明って
やはり大切✨✨

  
  
  

カラダと心は繋がっているから
きっと効果も上がるはず
です╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

  
  
  

「経絡」と「経穴」を勉強するにあたって
紙の上に描かれた「経絡図」よりも、
立体的で流れが掴みやすいから
人形のほうがイイよとの助言を受けて
「経穴人形」を購入しました!

  
  
  

プロの鍼灸師や漢方医さんなど
医療に関わる方が使う
数万~十数万円するものもある中
私のは初心者向けのモノ。

  
  
  

Amazonで買えます!!

  
  
  

夜、暗がりで見ると怖いんだけど
でも可愛い~💖

  

  
  

前回、
「経穴」と「経絡」の概念について
ざっくりまとめてみました。

  
  
  

今回は、
気血の通り道である「経絡」について
もう少し詳しく調べていこうと思います。

  
  
  

経穴人形で表されるところの
点を繋いだ「線」にあたる部分です。

  
  
  

どうして「経絡」を
これほど大切にするのか

  
  
  

「経絡」を整えることの重要性など、

  
  
  

漢方を理解するための
手掛かりになることばかりです。

そもそも「経絡」という意味とは?

「経絡」はもともと
「脈」と呼ばれ
血管を表していていたそうです。

  
  
  

経絡の「経」という漢字は、
「縦糸」という意味
を持っています。

  
  
  

「経脈」とは
”人体を縦方向に走行している脈”という意味
です。

「経絡」の「絡」には
「つながる」・「まとう」
という意味
があります。

  
  
  

主線である「経脈」の
支流である脈が「絡脈」
です。

  
  
  

「経脈」と「絡脈」の
両者を合わせたものが「経絡」
です。

「気」は「経絡」を一方通行で通るエネルギ―

「気血水」とは
漢方の大切な考え方でしたね。

「経絡」とは
人の体中を隅々まで巡る
「気血」を運ぶ一方通行の交通網
です。

  
  
  

漢方の世界における「血(けつ)」とは
西洋医学での「血液」と
全く同じではありません

  
  
  

担っている役割が違いましたね。

  
  
  

そして東洋医学特有の考え方である
「気」

  
  

「気」とは
生命のエネルギーそのもの。

  
  
  

「血」と違い
「気」は目には見えませんが
体を構成する大切なパーツであり、
生命活動を維持する
重要な働き
があります。

  
  
  

健康とは
「気」が正常に生み出され
体内を規則正しく巡っている状態
のこと。

  
  
  

「気」が不足したり滞ったり
逆行したりすると
バランスが崩れて病気になる
のです。

「病は気から」とは
「気持ちが弱ると病気になる」
という意味もありますが、

  

そもそもは

『「気」の流れが悪くなることが原因で
病気になる』

という意味なのです。

逆に
経絡の流れを整えてやると
「気」の流れがスムーズになり
経絡とつながる臓腑が活性化
されて
体調が整う
というわけです。

  
  
  

このような経絡を利用した治療法として
針や灸でツボを刺激する「鍼灸」
指でツボを刺激する「指圧」
などがあります。

●参考書籍・サイト●
「漢方の基礎講座」 谷口ももよ監修 成美堂出版 

「プロが教える東洋医学のすべてがわかる本」 平馬直樹 ナツメ社
「図解 東洋医学の仕組みと治療法が分かる本」 丁宗鐡 ナツメ社
https://www.ou-hari.com/keiraku.html 「経絡とツボ」翁鍼灸治療院

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