悩みに悩みましたが、
経絡も種類別に
まとめていこうと思います!!
「一体こんなもの、誰が見るのか…(-_-;)」
と思いましたが
元はと言えば、
自身の勉強のために作ったサイト。
ここでまとめず
適当に流していいのかと
初心に立ち返りました。
まずは自分の知識のために。
そして、
漢方に興味を持ち始めた方たちに
参考にしていただければ
それは幸い💖
そんな気持ちで勉強しつつ
まとめることを始めたんです。
だからこそ
大変なところかもしれませんが、
自分を奮い立たせて頑張りますよー\٩( ‘ω’ )و ///
今回からは
その12本の経脈の各々が
身体のどこを走っているのか
どんな症状に効果があるのか
そして12本のつながりについて
調べてまとめていきたいと思います。
正経十二経脈のつながり
「経脈」は
「正経十二経脈」と「奇経八脈」の
2つに大別されているというお話を
以前の回でしましたね。
この12本は
各々単体で身体を走っているわけではなく
一つの経脈の終わったところから
次の経脈が始まり
手足の陰経と陽経が
交互に繋がっているとされています。
身体をぐるりと
1周するように巡っているのです。
正経十二経脈の気血の流れには
規則性があり、
各経絡の中を
一方通行で流れています。
その流れを
「流注(るちゅう)」といい
正経十二経脈は
血液の運行を司るため
経脈内に流れる「営気」の運行も
血液の流れと同じになっています。
正経十二経脈①手の太陰肺経
十二経脈は
①手の太陰肺経からスタートします✨✨
中焦(胃)で生み出された血は
気を載せて
まずその運行を推し進めるため
大腸→胃→横隔膜を経て
肺に入ります。
肺からは気管を経て喉を上り
胸部から身体の表面に出ます。
そこから腕の内側を通って
親指の端で終わります。
手首で枝分かれして
人差し指の内側で
②手の陽明大腸経に繋がります。
この経脈は11の経穴をもち
・ぜんそく
・息切れなど
肺に関わる症状の治療に用いられています。
呼吸器の症状の他
胃・大腸なども経由するため
皮膚の症状に
影響を与えると考えられます。
正経十二経脈②手の陽明大腸経
人差し指の先端
商陽(しょうよう)という経穴から始まり
腕から肩へのぼり
背中をまわって鎖骨の上へ行きます。
そこから二つに分かれ
1つは首から顔に入り
口の鼻の間を通り
反対側の鼻の外側にある
迎香(げいこう)という経絡で
③足の陽明胃経に繋がります。
もう一つは鎖骨上から中に入り
肺・横隔膜を経て
大腸に入ります。
このほか
大腸からは足へ伸びる支脈があり
③足の陽明胃経の「上巨虚(じょうこきょ)」と呼ばれる経穴と
連絡があります。
この経脈は20の経穴をもち
下痢や便秘などの
大腸の症状のほか
顔面の症状や
五十肩の治療に用いられています。
手の陽明大腸経は「歯脈」と呼ばれるほど
歯痛に効果があります。
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