漢方の基礎知識:正経十二経脈③足の陽明胃経・④足の太陰脾経・⑤手の少陰心経

漢方・東洋医学

まとめていて
覚えていける自信がありません(*_*;💧

  
  
  

でも頑張ってまとめていきます!!
知識を重ねていきます!
※カラ元気なんですけれど

  
  
  

よろしければお付き合いくださいね💖

③足の陽明胃経

鼻のかたわらからのぼり
口のまわりを巡って
下あごで2つに分かれます。

  
  
  

ひとつ目は額へ達し、
もうひとつは気管を下り背中をまわって
鎖骨上まで達します。

  
  
  

鎖骨上から2つに分かれ
1つは体内に入って
横隔膜 → 胃 → 脾を経て
鼠径部へ。

  
  
  

もう一つは
体表部を下って鼠径部へ向かい
そこで合流します。

  
  
  

そこから足の前面を下り
足の第3指に向かいます。

  
  
  

足の甲で湧かれた枝は
第1指に向かい、
「④足の太陰脾経」に繋がります。

気と血が豊富にある経絡とされ
気血の不足のときに使います。  

消化器全般のさまざまな症状のほか
健康維持にも使います。  

45の経穴をもち
坐骨神経痛
足の関節痛の治療などに
用いられる。

④足の太陰脾経

足の第1指から始まり
内くるぶしから下肢の内側をのぼり
・任脈
・足の少陽胆経
・足の厥陰肝経 に交わった後に
脾や胃に行きます。

  
  
 

さらに胸部を上がり
舌まで行くものと
外に曲がって
側胸部の中央にいくものに分かれます。

  
  
  

また胃で分かれた経脈は
横隔膜から心に入り
「⑤手の少陰心経」に繋がります。

脾と胃を通るので
下痢や胃の痛みなどの
消化器系の症状に効果があります。  

心ともつながり
いろいろ悩んだり
眠れなかったりなどの
精神症状に効果があります。  

血の調整も出来るので
血の滞りや
不足が原因で起こる症状や
婦人科疾患にも対応
できます。

21に経穴をもち
足の痛みや舌やのどの
不調などを緩和します。

⑤手の少陰心経

心から始まります

  
  
  

1本は心臓と
他の臓腑をつなぐ血管から
肺に上がり、
わきの下から表面に出て
腕の内側から手のひらを経て
小指の先で
「⑥手の太陽小腸経」と繋がります。

  
  
  

心系からは
横隔膜から小腸へ至る脈
のどにそって上がって
目系(眼球と脳をつなぐ血管)に
繋がる脈があります。

この経脈は9つの経穴をもち
心を通るので、
循環器系の症状に対応
します。  

経穴への刺激は
・心痛
・胸痛や息切れなどの症状を
緩和すると言われています。

心は血を全身に送り
同時に精神の安定をはかっています

そのため血の不足から起こる
精神的な症状にも効果
があります。

まとめ&おわりに

婦人科系に強い
「足の太陰脾経」が出てきました✧*。◝(*’▿’*)◜✧*。

  
  
  

子宮腺筋症を発症した際
この経絡を先生から教えていただき
セルフケアの参考にしてきました。

  
  
  

こういう意味があったんだなぁって
改めて感心✨✨

  
  
  

あっ!
この調子で勉強していくと
覚えていけるかも!!

●参考書籍●
「漢方の基礎講座」 谷口ももよ監修 成美堂出版 
「プロが教える東洋医学のすべてがわかる本」 平馬直樹 ナツメ社
「図解 東洋医学の仕組みと治療法が分かる本」 丁宗鐡 ナツメ社

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