マスク生活の中で、「口呼吸」になっていませんか?

睡眠

気が付いたら
「口呼吸」になっていませんか?

  
    
  

マスク生活が長期化する中
鼻ではなく
口で呼吸することが多くなり
いろんな弊害が出てきている
そうです。

  
  
  

日常生活だけではなく
よい睡眠においても
「口呼吸」は大敵!

  
  
  

「いびき」や「無呼吸症候群」にも
関連
しているのだそうですよ。

  

鼻は「加湿・調温機能のついた高性能の空気清浄機」

まずは鼻の高性能な機能について
調べてみました。

  
  

鼻の高性能は機能が分かると
それを行っていない「口呼吸」が
いかに身体に負担をかけているかが分かりますよ♬

①加湿機能

くちびるがカサカサになる原因の一つが
口呼吸にあるといわれています。

  

その理由は乾燥です。

  

鼻水は
1日に約1ℓも分泌されています。

  

そのうち約7割は
鼻を通る空気を加湿するのに利用されます。

  

風邪やウィルスが湿度を嫌うことは
もう周囲の事実ですね。

  

鼻水が取り込んだ空気に
湿り気を与えることで、
体内に入る空気の湿度を
90%以上に高める
ことができます。

  

②空気清浄機能

ホコリや細菌などを
体内に侵入するのを防ぐのが
鼻毛です。

  

そして鼻粘膜に生えている微細な線毛と
粘液層が
細菌やウイルスなどを捕獲
します。

  

粘液には抗体があるため
細菌やウイルスが
粘膜の細胞に付着したり侵入するのを
防ぎます。

  

風邪やインフルエンザは
病原体が
細胞内や粘膜で増殖することで発症しますので
鼻から入った空気は
口から入る空気より
感染症にかかるリスクが少なくなるのです。

③調温機能

また、鼻から呼吸することで
空気が温められます。

  

その温度は
35~37度にもなります。

  

口呼吸では
ここまで温められることがなく
冷たいまま肺に
届けられてしまいます。

  

すると
肺の免疫力が
低下するリスクにつながったり
肺にかかる負担
が大きくなってしまいます。

  

このように
鼻は加湿器、空気清浄器、エアコンの3台を
合わせた機能を持っています。

  

ですから、健康のためには鼻呼吸が重要なのです。

  

「口呼吸」は「睡眠」にも影響を与えます

 いびきをかく人のほとんどが
口呼吸をしていると言われて
います。

  
  
  

一見、関係性がないように思う口呼吸ではありますが
口呼吸はいびきやその他の症状までを
誘発すると言われています。

【口呼吸が誘発する恐れのある症状・リスク】
 ・睡眠時無呼吸症候群(SAS)
 ・免疫力低下
 ・成長ホルモン分泌の減少
 ・口内炎
 ・歯周病
 ・口臭
 ・扁桃腺炎

口は本来、呼吸器官ではありません

「口呼吸」がトラブルを起こすのは
口は本来、呼吸器官ではないからです。

  
  
  

唇は、口に入れた食物がこぼれないようにし
言葉を発し
表情をつくるためにあります。

  
  
  

舌や歯も
食物をかみ砕き
消化しやすくするためにあります。

  

口は消化器官であって
呼吸器官ではない
のです。

  
  
  

本来の呼吸器官は
鼻・喉・肺

  
  
  

鼻呼吸を前提に
人間の体はできているので
口呼吸が慢性化すると
体にはトラブルが出てしまう
のです。


姿勢にも影響を与えています

意外だと思われるでしょうが
「口呼吸」は
姿勢にも大きな影響を与えています。

  
  
  

口呼吸だと
喉や口内の乾燥を防ぐため
どうしても呼吸は浅く
その分、速くなってしまいます。

  
  
  

浅くて速い呼吸が
二酸化炭素への耐性を弱め
姿勢を悪くする原因になります。

  
  
  

この点、鼻呼吸は
鼻腔のスペースが狭いので

とり込む空気に抵抗がかかり
呼吸がゆっくりになります。

  
  
  

呼吸がゆっくりになれば
肺が膨らむ時間もつくれるため
姿勢を正しく保てるようにな
るのです。

  
  
  

そのうえ、ゆっくりした大きな呼吸は
副交感神経を高め
穏やかな睡眠へと導いてくれます

おわりに:マスク生活の中で

「口呼吸」の悪い影響

  
  
  

睡眠だけではなく
普段の日常生活においても
「口呼吸」は身体へと
負担をかけていることがよくわかりました。

  
  
  

しかも睡眠中は
恐ろしい「睡眠時無呼吸症候群」へと繋がる
ステップになっていることも驚きました。

  
  
  

高性能な鼻の機能がわかると
「口呼吸」の恐ろしさが
ご理解していただけると思います✨

  
  
  

長期化するマスク生活の中
もしも、不調を感じているのであれば
少しだけ呼吸にも
意識を向けてみて下さい。

  
  
  

もしかしたら「口呼吸」に
なっているかもしれませんよ。

  
  
  
  
  
  
  

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