よい『睡眠』へ誘う食べ物たち

最近『睡眠』について
ブログを更新していますが
そこでふと、思い出したことがあります。

  
  
  

子供のころ
はちみつを入れた牛乳を飲むと
身体もあたたまり
落ち着いて眠れると母に言われて
眠れない夜に飲んだ覚えがあります。

  
  
  

今思えば
ちょっとした暗示や儀式なのかもしれませんが
今となっては
幼い頃のイイ思い出となっています。

  
  
  

逆に
眠る前にカフェインを取ると
眠れなくなるのは周知の事実

  
  
  

睡眠にとって
よい食べ物・悪い食べ物が
あるということですね。

  
  
  

今回は
睡眠に良い「食べ物・飲み物」があるのかを
調べてみたいと思います。

必須アミノ酸の一つ「トリプトファン」が欠かせません

 「トリプトファン」は「セロトニン」の材料となります

人間の身体に必要な「必須アミノ酸」は
9種類あります。

  
  
  

そのうちの一つ
「トリプトファン」は、
質のよい睡眠にとって
とても重要です。

  
  
  

この「トリプトファン」は
感情を落ち着かせるために働く「セロトニン」
生体リズムを整える「メラトニン」
原料
となるからです。

  
  
  

「セロトニン」は
脳内の神経伝達物質の一つ

  
  
  

ストレスホルモンによって
興奮した神経を沈静化し
イライラした感情を抑える働きがあり
就寝時に
寝つきやすい精神状態
になるように
助けてくれます。

  
  
  

食べ物から摂取した「トリプトファン」は
体内で「セロトニン」へ合成
されます。

  
  
  

そして、「セロトニン」の一部は
夜になると今度は
「メラトニン」へ変わる
のです。

 どのタイミングの摂取がベスト?

「トリプトファン」が「セロトニン」になり
そして「メラトニン」になるまでには
時間がかかります。

  
  
  

夜に「メラトニン」を十分に分泌するためには
朝食に「トリプトファン」を摂取
しましょう。

豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品
チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品
米などの穀類
ごま・ピーナッツ・卵・バナナにも含まれています。

「GABA」で興奮を抑え心身をリラックス

次に重要なアミノ酸が
GABAです。

  
  
  

脳や脊髄で働く
抑制系の神経伝達物質で
脳内の血流を活発にし
酸素の供給量を増やしたり
脳細胞の代謝機能を高めたり
してくれます。

  
  
  

興奮を抑え
心身をリラックスさせる働きがあるので
不眠のかたに勧められています。

  
  
  

実際、睡眠薬の多くは
脳内でGABAの作用を強めるもの

たくさんあります。

GABAが多く含まれている食品

カカオ
玄米
トマト
雑穀類
ブロッコリースプラウトなど

グリシンで深部体温を下げて入眠スイッチをオン!

三つめの重要なアミノ酸が
グリシン
です。

  
  
  

私たちは入眠する際に
体の内部の温度である深部体温を下げることによって
心地よい眠りにつくことができます

  
  
  

体内時計に作用して
生体リズムを整える作用もあるので
その点からも不眠の解消には有効です。

グリシンを多く含む食品

エビ
ホタテ
イカ
カニ
カジキマグロなどの魚介類

睡眠に良い食べ物があるのも
面白いものですね。

  
  

  

しかも
ホルモンとの関係性もあって
調べてみると
本当に興味深いものがありました。

  
  
  


眠れない日が続いたとき
食べ物の力を借りるのは
どうでしょうか?

  
  
  

しっかりとした事実に基づいた方法は
知っているだけで
大きな影響力を発揮
しますよ♬