前回に引き続き
「睡眠」について関する記事を
書いていきたいと思います。
中でも「ダイエットと睡眠」の関連性について
深く掘り下げていきますね。
最近、テレビや書籍、ネットの情報などでも
『睡眠』の重要性について、
目にしたり耳にしたりする機会が
多くなったような気がします。
『免疫力を上げるためには、質の良い睡眠が必要だ』
『大人でも、最低6~7時間、睡眠時間を取りましょう』
などなど(*’ω’*)
調べていくと、
興味深いことがたくさんありましたよ☆
ホルモンがダイエットを応援します!
寝ている間、
身体の中ではいろいろなホルモンが分泌されます。
これらのホルモンはダイエットと密に関係しています。
グレリンとレシチン
ホルモンの中には、食欲を増進させる「グレリン」と、
食欲を抑える「レプチン」があります。
睡眠不足は血中グレリン(食欲増進ホルモン)を増やし、
血中レプチン(食欲抑制ホルモン)を減らすことが
指摘されています。
つまり睡眠が不足すると
「食欲が高まってしまう」のです。
反対に、しっかり眠る習慣が身につけば、
食欲の中枢が整って
正しい食生活へ変化していきます。
コルチゾル
眠っている間
エネルギーを使っていないように思いがちですが、
寝ているだけでもエネルギーを使います。
いわゆる基礎代謝とよばれるものですね。
睡眠中、
コルチゾルは体内のブドウ糖・脂肪を分解して
エネルギーに変換します。
深夜3時頃から明け方にかけて、
コルチゾルの分泌量は増えるといわれています。
睡眠の質で、睡眠時のカロリーを消費が変わります
快眠時は300kcalを消費する深い眠りは
先述の「成長ホルモン」の分泌を高めるため、
ぐっすり眠れた時は一晩で300kcal分の
脂肪燃焼の効果があると言われています。
一方、よく眠れない場合は
3分の1の100kcalしか消費されません。
睡眠不足は自律神経のバランスを乱し、
リラックス状態にする
副交感神経が働かなくなってしまいます。
睡眠不足の状態が続くと、
副交感神経が働かず
体は回復できないので
基礎代謝も低下し
結果として太りやすくなります。
ダイエットにおいて
食欲をうまくコントロールできないと結果は出ません。
食欲をコントロールするためにも
睡眠不足にならないよう
「7~9時間」を目安に睡眠をとるようにしましょう!