前回では
「どうして寝入る前には
音に敏感になるのか」について
調べていきました。
そこには
昔から受け継がれる
「動物としての命を守る本能」
が原因としてありましたね。
そして
睡眠に適した音や音楽についての
条件を上げてみました。
今回は
「どうしてその音や音楽が睡眠に適しているか」
についてです。
①については
前回お話ししましたね。
今回は②・③について
調べていきます。
最近の研究では
雑音の中にも
「ホワイトノイズ」といわれる
睡眠に適した雑音もあるのだそう。
これも一緒に調べていきますね!
心拍数に近いBPM60程度のゆったりとしたテンポ
BPMとは
「BeatsPerMinute」の略で
1分間の拍数を指します。
要するに
テンポのことですね。
音楽にはテンポがありますが
睡眠に適した音楽のテンポは
BPM60ほどの
ゆったりとしたものがよいと言われています。
大人の心拍数が
60~70程度であるため
身体のリズムと調和がとれ
リラックスできるということです。
人間の心拍数は
睡眠が深くなるにつれ
減少していきます。
そのため
質の良い、深い睡眠ととるためには
アップテンポな楽曲は
避けたほうが無難でしょう。
自然界の音「1/f(エフ分のいち)ゆらぎ」
音楽は
人の集中力を高めたり
意欲をあげたりと
さまざまな効果があります。
その中でも
リラックス効果を与えてくれるのが
「1/f(エフ分のいち)ゆらぎ」
が入った音楽です。
「1/fゆらぎ」とは
「ピンクノイズ」とも呼ばれており
川のせせらぎ
波の音
鳥のさえずり
ろうそくの炎のゆらぎなど
自然界にも存在している音です。
この「1/fゆらぎ」が入った音楽を聴くと
脳内でα(アルファ)波が生まれ
リラックスした状態になるといわれおり
睡眠への効果的な活用が期待できます。
ホワイトノイズで周囲の雑音を打ち消す
ホワイトノイズとは?
「1/fゆらぎ(ピンクノイズ)」に対して
騒音と感じる音を打ち消すと言われる音が
「ホワイトノイズ」です。
ヘアドライヤーや
扇風機などの
リズミカルな音などが
それに該当します。
ホワイトノイズの特徴とは?
ホワイトノイズを流している際は
周囲の音が
小さくなったように感じます。
一方、ホワイトノイズ自体は
脳が無視しやすいため
睡眠の妨げになるという心配がありません。
耳障りな音で目を覚ましやすい
不眠症の人にホワイトノイズは
有効かもしれませんが、
正式な治療法とは言いがたいようです。
気休め程度に使うのはいいけれど
深刻な問題の応急処置に
ホワイトノイズを使うには、
不眠がどうして起こっているのか
どうして日中、これほど眠いのか
などの
原因の見極めが必要なようです。
「何も音がしないとかえって眠れない」
なんてこともありますよね。
しかし、音や音楽によって
眠らなくてはいけないのに逆に興奮してしまったり
頭が働きすぎて、頭も目も冴えってしまっては
よりよい睡眠から遠くかけ離れてしまいます。
やはり眠るためにも
それなりの「準備」が
必要だということです。
https://www.wacoal.jp/pw/suyasuya/201801/post-41.html ワコール すいみんポータルサイト
https://www.francebed.co.jp/umoureform/faq/sleep/sleep-music.html 睡眠の質を高めるおすすめの音楽と聴き方 フランスベッド
https://liflance.jp/blog/2019/12/13/goodsleep10/ 【睡眠について知ろう】睡眠環境と音
https://sound-design.usen.com/feature/office-bgm/office-bgm65.html 仮眠時のBGMで疲労回復効果UP!休憩時間の正しい音楽活用術
https://www.womenshealthmag.com/jp/wellness/a34519228/white-noise-machines-for-sleep-20201107/ Women’sHealth「ホワイトノイズ」は本当に睡眠に効果あり?」