はじめの薬膳:冬の間に溜まった老廃物を排出!春の養生に最適な「春キャベツ」

漢方・東洋医学

スーパーに春キャベツが
たくさん並んでいるのを見ると、
「春が来てるなー」
って気持ちになります(*´˘`*)♡

 
 
 

巻が柔らかくて
すこしだけ野菜特有の苦味がありながらも、
とっても甘い✨✨

 
 

春キャベツは、
生で食べるのが一番好き💕

 
 
 

久しぶりに
薬膳の記事を書こうと思い
すぐに思いあたった食材が
「春キャベツ」

 
 
 

この時期に
ウレシイ効能がたくさんです!

薬膳的『春キャベツ』の効果・効能

【五味】:甘
【五性】:平
【効果・効能】
 ・補益脾胃
 ・補中益気

胃腸を丈夫にして
元気を出す効果があると
言われています。

胃腸虚弱・疲れ・胸やけ・胃痛・食欲不振に有効です。

胃腸の働きを良く

胃は「通降を主る(つかさどる)」働きがあり
食べ物を受け入れて消化を行い
小腸・大腸に下降させる働き

サポートします。

生きるエネルギー「気」を増やす

脾胃(胃腸)は、
栄養を吸収して「気」という
身体に必要なエネルギーを作りだす役割
があり
胃腸の働きを良くすることで
体全体の「気力」が高まります

そのため、春キャベツの甘味は
脾胃(胃腸)の「気」の不足から来る
だるさを改善すると言われています。

余分なものを排出する

春の野菜特有の苦味は
余分なものを排出させる
デトックスを助ける効果
があるため、
胃腸を助ける作用と同時に
冬に蓄えた余分なものを
排出するのに効果を
パワーアップさせます。

春キャベツはビタミンUと食物繊維が豊富

栄養学から見ると

胃粘膜を修復するビタミンU(別名:キャベジン)
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防・改善効果が

抗酸化作用のあるビタミンC

肝臓の解毒機能を高める
カロテンが豊富なため、
デトックス効果が期待できます。

おススメの料理方法

緑の濃い外葉には
カロテンが多く、

芯の部分には
ビタミンC が多く含まれるので
外葉や芯は捨てずに
丸ごと1個使いきるのがおススメです。

栄養成分を効率よく摂取するためには
生で食べるか、
汁ごと食べられる調理法が適しています。

ビタミンC・Uは水溶性で
切ったものを水にさらすと
ビタミンが流出しやすい為
葉を一枚ずつ剥がして洗い
調理しましょう。

おわりに&まとめ

春キャベツは、
冬の寒さに耐えて育つため
栄養価が高く
特にビタミンCや食物繊維が豊富です。

冬の寒さを耐えて
この甘さが作られたと思うと
愛おしさが増しませんか?(*´ `*)

 
 
 

また、冬の間に溜まった
老廃物を排出する
デトックス効果も期待できますよ♪

 
 
 

体が冷えている人は、
加熱して食べるのがおススメですが
加熱時間に注意してくださいね。

 
 
 

上手に電子レンジを使うなどして
豊富な栄養を余すことなく
活用しましょう♪

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