はじめの薬膳:『お豆腐』の旬と、体調が揺らぐ「立春」が重なる理由

漢方・東洋医学

先週から体調を崩していました💦

 
  
   

少し無理をしたスケジュールだったことや
そんな時に、
生理が遅れてやってきたり
強い低気圧もやってきたりして
絶不調…💧

  
  
  

久しぶりに1日半程度
寝込んでしまいました。

  
  
  

そんな疲れがたまっていた時
お夕飯に豆腐が食べたくなって
簡単に出来る
豆腐レシピを検索していたら
お豆腐にも旬があり
しかも旬の時期が1~2月
だと知って
かなり驚き!

  
  
  

昔は今ほど
大豆の加工技術が発達していなかったため
大豆の収穫時期の後が
豆腐の旬の時期
なんだそう。

  
  
  

国産大豆の旬は、秋から冬

  
  
  

収穫後、貯蔵され
余分な水分が飛ぶと
大豆がきゅっと引きしまります


この新物の大豆で加工された豆腐は
栄養価が豊富で
風味が豊か
になっていくのだそうですよ✨

薬膳的『豆腐』の効果・効能

【五味】:甘/鹹
【五性】:涼/寒
【効果・効能】
 ・体液を生み出し身体を潤す
 ・元気を補う、疲労の回復
 ・身体の余分な熱を冷ます
 ・胃を整える
 ・解毒作用

古くから、高熱時に
「豆腐湿布」を用いるといった
民間療法
があるほど、
体の余分な熱をとる作用にすぐれています

津液という、
血液以外のカラダを潤す水分を補って
適度な潤いを与えます

  
  
  

豆腐の五性は
「涼」から「寒」

  
  
  

身体を冷やす特性も
持ち合わせているので、
この時期なら温めた料理方法か
しょうがやねぎなど薬味

召し上がって下さいね。

栄養学的『豆腐』の効果効能

タンパク質

木綿豆腐1丁(おおよそ300g)に
含まれるたんぱく質量は21.0g。

  

参考までに、
卵1個(LLサイズ)には
約10gのたんぱく質が含まれます。

  

たんぱく質は、
アミノ酸のバランスによって
体内の利用効率が異なります

  

植物性のたんぱく質である大豆は
たんぱく質の含有量が高く
なおかつバランスよくアミノ酸が含まれているため
体内で効率よく吸収されます。

  

脂質

木綿豆腐1丁(おおよそ300g)には
14.7gの脂質が含まれています。

  

1日の理想的な脂質の摂取量は
55g程度。

  

成人で1日に必要なエネルギーの
20~30%ほどを脂質からとるのが
よいといわれています。

  

脂質はエネルギー源になるほか
身体のホルモンや
細胞を構成する
私たちの身体にとって大切な栄養素
です。

  

しかし、余分な脂質は
中性脂肪として体内に蓄えられてしまう
ので
過度に豆腐だけを食べるのではなく
バランスの良い食事が大切です。

カルシウム

豆腐にはカルシウムも多く含まれており
1丁(おおよそ300g)あたり
279mgもあります。

  

これは30-50代の男性の
1日のカルシウム推奨量の38%が補える量です。

  

女性は閉経後から
骨からカルシウムを溶かし出す量が
カルシウムを沈着する量を
上回ってしまいます。

  

食品からカルシウムを積極的に補うことが
大切です。

  

ちなみに木綿豆腐は
カルシウムが絹ごし多く
絹ごしは
ビタミン類が木綿より多く含まれています。

まとめ&おわりに

春に向かって
少しずつ代謝があがっていく
この時期

  
  
  

良質のたんぱく質を食べるのは
季節に変化にも対応した
食事法だと思います。

  
  
  

寒さの中で
木々が力強く芽吹いていくように

  
  
  

人間も
冬から春に向かって
たくさんのエネルギーを必要としています。

  
  
  

自然に代謝があがって
肝臓が疲れやすくなるときでもあります。

  

  
  

動物性たんぱくより
植物性たんぱくを多めにとるようにすると
負担をかけず
身体を整えていける食材ですよ✧*。◝(*’▿’*)◜✧*。

●参考サイト●
https://www.health2sync.com/ja/company/blog/tofu-nutrition#i-5  「豆腐の栄養成分がすごい!」シンクヘルスブログ

https://www.543life.com/syuncolumn6.html 「旬の食 豆腐」暦生活

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