生理直前に寝付けにくくなったり
夜中に途中で目が覚めてから
眠れなくなったり、
生理期間中は
やたらと眠くなったり
そんな生理周期に関わる
カラダの変化はありませんか?
これらの変化も
月経前症候群(PMS)だと言われています。
実は、月経のリズムは
睡眠のリズムと
深く関係しているのだそうです。
私は生理前になると
夜中に目が突然覚め
それ以降眠れなくなります。
翌日が仕事だったり
長距離の運転が必要だったりすると
「早く寝なきゃ!!」
とお布団の中で焦るものです。
もちろん、その眠気には原因があります!
今回はそこを調べていきますね☆
「月経のリズム」のおさらい
まずは、
月経のリズムについて
簡単におさらいをしておきましょう。
月経から排卵までは「卵胞期」と呼ばれ
女性ホルモンの「エストロゲン」が上昇し
この時期は基礎体温が低くなります。
排卵から月経までは「黄体期」と呼ばれ
女性ホルモンの「プロゲステロン」が上昇し
基礎体温が高くなり
妊娠の準備に取り掛かっているわけです。
心地よい眠りに誘う「深部体温の低下」
さて、睡眠の質に重要なのが
内臓の温度である「深部体温」です。
ぐっすりと深く眠るためには、
眠りはじめの深部体温が
急激に下がる必要があります。
日中、しっかりと高めた体温を
入眠するために
下げる必要があるわけです。
この深部体温のリズムが
月経のリズムの影響を受けます。
基礎体温が高くなる「黄体期」では
昼間の深部体温が上がりにくく
夜間に下がりにくくなります。
昼間は元気がなく眠くなり
夜は寝付きが悪くなったり
深く眠れなくなるのは
そのためです。
月経後「卵胞期」にさしかかり
基礎体温が下がれば
睡眠中の深部体温も下がるようになり
睡眠の質は改善します。
よく眠れるときこそ「睡眠の力」をつける
この月経のリズム自体は
自然の理。
上手に付き合っていくには
どのようにしたらよいでしょうか?
生理が終わり
気分もカラダもスッキリしたという経験は
誰にでもあることでしょう。
よく眠れるようになった
卵胞期に無理をして
睡眠時間を削って頑張りすぎると
ご自身の「睡眠の力」が
低下してしまいます。
その状態で次の黄体期をむかえると
月経前症候群の症状が
ひどくなってしまうのです。
月経前にイライラしないように
しっかりと眠れるようにするには
深部体温の下がりやすい時期に
身体をケアすることが大切。
入眠しやすいように
朝、朝日を浴びて
眠りのホルモン「メラトニン」を作り出す
「セロトニン」を出してみる。
日中、軽く運動して
心地よい疲れを作り出しておく。
眠る前
時間のカフェインは控えておく。
ベッドに入る前いは
ストレッチやマッサージで
からだをリラックスさせる などなど
人間のカラダは、調子が良いときに鍛えると
不調に耐えれるカラダになりますよ。
https://www.wacoal.jp/pw/suyasuya/201801/post-17.html