コロナの時代
この二つを取り扱った話題は
事欠きませんね。
睡眠と免疫力については
「よく眠ることは、身体と心を守ること」
だと、
最近では社会の通説になっているほど。
このサイトでも、
何度か文章の中に取り上げてきました。
けれども直接的な題材として
まとめてはいませんでしたね。
今回は
「睡眠」と「免疫力」についての
直接的な関係について
まとめなおします☆
そもそも「自律神経って何?」
「自律神経」とは
循環器や消化器をはじめ
体内のあらゆる器官を
自律的に司る神経のこと。
自律神経には
「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。
おさらいですが、
「交感神経」とは
身体を車に例えると「アクセル」
活動・興奮・ストレス状態のとき活発に働きます。
「副交感神経」とは「ブレーキ」に例えられます。
安静・鎮静状態のときに働きます。
この2つの神経が
私たちの身体の中では
絶えずバランスを保っているのです。
片方だけが強すぎてもダメ。
片方だけが弱すぎてもダメ。
そして、両方が強すぎても
車(カラダ)は壊れてしまいますよね。
両方が弱すぎても
安全運転は出来ません。
睡眠不足が引き起こす「自律神経のバランス崩れ」
睡眠が不足すると
ストレスを強く感じるようになって
交感神経が優位になります。
そうするとアクセルを踏んだ状態となり
どんどん眠れなくなります。
睡眠不足の状態では
副交感神経が優位に働く時間が足りず
自律神経の乱れが発生します。
そのため
ストレス状態が長く続くと
自律神経のバランスが
崩れることになるのです。
「成長ホルモン」も”睡眠”と”免疫”に関係しています
昔から
「寝る子は育つ」と言われてきました。
「成長ホルモン」のシャワーを浴びて
子どもは大きく育っていきます。
思春期を過ぎると
成長ホルモンの量は減りますが
大人でも傷んだ細胞の修復や
疲労回復に
大切な役割を果たしています。
「成長ホルモン」は「睡眠のリズム」と深い関係が
「成長ホルモン」は、寝ついてから
最初に深く眠ったときに
大量に分泌されるためです。
時間にして
入眠してから3時間程度。
もし、十分な睡眠時間が取れないと
「成長ホルモン」の血中濃度のピークが
小さくなってしまいます。
そうなると、
日中の活動で傷ついた
細胞のメンテナンスに支障をきたし
疲労回復が完全にはなされません。
ウィルスが体に侵入しやすくなったり
風邪やインフルエンザが
治りにくくなったりもします。
十分な量の
「成長ホルモン」を分泌させるためにも
睡眠はとても大事だということです。
睡眠時間も大切です。
睡眠の質も大切です!
質を高く
しっかりと睡眠時間をとって
自己免疫力の強化し
健康な毎日を過ごしましょう。
https://www.raycop.co.jp/life/doctor/2047/ レイコップ ドクターズコラム