睡眠中に
傷ついた身体の補修が行われているお話は
いままで何度も取り上げてきました。
その中でも今回は
「血液」に特化して
調べて書き進めていこうと思っています。
自分の子宮に病気が見つかってから
いろんなことを調べてきました。
以前から興味のあった
「漢方の世界」にも
すこしだけ足を突っ込んでみて
私の体質と日常生活
それが引き起こした
病状や痛みの種類が合致して
とても感心したことを覚えています。
病状の改善と体質改善を目的として
いろいろ試した結果
私の体質は漢方の世界でいうところの
「瘀血」から
「血虚」に変化していきました。
大きな変化です✨✨
「血虚」とは
血(≠血液)が少ない状態のこと。
血の絶対量が少ない状態なんだそうです。
(※「貧血」とは別のものなんだそう)
質の良い血を増やすことが
私の体質改善の現在の目標!
傷ついた身体を修復するだけでなく
「血を作り出すこと」にも
『睡眠』が深く関わっているそうです。
今回はこれを調べていきますね✨✨
そもそも血はどうやって作られる?
私たち人間の体内をめぐる血液の量は
体重のおよそ1/13と言われています。
その血液が
細胞に”酸素”や”栄養分”を運び
あらゆる臓器や組織が働き
生命が維持されています。
血液は
骨の中心部にある
「骨髄」と呼ばれる場所で作られます。
ここには「造血幹細胞」という
血をつくる細胞があり
骨髄の中で盛んに細胞分裂を行い
たくさんの「造血幹細胞」を増やすため
自己複製を繰り返します。
そればかりでなく
赤血球・白血球・血小板などの
様々な細胞に成長していく能力(多分化能)も
持ち合わせています。
また骨髄は
おもに睡眠時に活発に働いて血球を産生します。
そのため寝不足が続くと
体は古い血液を使いまわすようになり
血液の質が下がっていきます。
「骨休み」の語源にも、『睡眠』との奥深ーい意味がありました
血を作る機関である「骨髄」
ーーー骨の髄のことですね。
この骨の髄まで
しっかり休むという
「骨休み」という言葉が日本語にはありますね。
諸説あるようですが
私はぜひこの説を強く推したい!!!
正常な造血作用は、「骨」を休めないと起こらない
日本の成人女性の
平均身長160㎝の人を例にとってみましょう。
160㎝の身長の女性の頭の重さは
およそ5㎏。
人間が地球からの重力に抗して立ち
約5㎏もの頭を
160㎝ほどの高さに支えるには
驚くほどのエネルギーが必要です。
骨髄の造血作用は
重力から解放されたときに作られると
言われています。
そこで先述の「骨休め」です!
「骨休め」と聞いて
温泉を連想する方も多いと思います。
なるほど、非日常的で
日ごろの疲れを癒すために
のんびり温泉での入浴もイイですね。
しかし、日常的で
なおかつ一番手っ取り早いのは
やはり「睡眠」と「入浴」でしょう✨✨
骨髄が新陳代謝をする
つまり造血するのは
人が睡眠をとっている間だけです。
睡眠が不足すると
白血球減少症や血小板減少症
再生不良性貧血
白血病
悪性リンパ腫などの
血液疾患にかかりやすいといいます。
これは、睡眠時間が少ないと
人の身体を正常に維持するための
血液が充分に作られないからです。
正常な造血機能は
骨を休めないと起こりません。
おわりに
「骨休め」はなにも特殊なことではなく
日々
人間が生活していくうえで
とても大切なことだったんですね。
昼、しっかり働き
夜は寝て休む習慣は
まさしく「骨を休める」という
深い意味があるのですね✨✨
「骨休み」なんて言葉が出来るほど
昔の人は
こんな人体の仕組みを体感で学んでしたのでしょう。
夜には横になって
骨を重力から解放し
一日の疲れをリセットしてくださいね。
https://www.iwasakashika.com/colum/colum04.html いわさか歯科医院 呼吸と食事と睡眠
https://skull.view.cafe/blog/salon/57198/ 頭蓋骨美人の視点 骨を休めることをしっかりやる
http://www.hokudai-hematology.jp/patient/blood-disease/ 北海道大学病院 血液内科
https://www.frutafruta.com/minagiru/mechanism/ アサイーでみなぎるプロジェクト