手軽にケアが出来ると
評判の「経穴(ツボ)」
今では書籍やテレビ番組
いろいろなメディアでも取り上げられ
すっかり浸透していますね。
健康に関心の高い人も多く
ツボを押すことに対して
何の抵抗もないように思えます。
私は知識から入って
行動に移るタイプでして。
単純に
「これは肩こりにイイよー」
と言われても
根拠が伴わないと
続けられない面倒くさいタイプ(笑)なので
ここもしっかりと
「ツボ(経穴)」を
押さえておこうと思っています♪
経穴と経脈の関係についても
すでに触れています。
正系十二経脈については
4回にわたって解説しています。
たくさんある経穴を
すべて紹介は出来ませんが
要点をまとめておこうと思います。
まずは復習:経穴(けいけつ)とは?
「ツボ」という言葉は俗称で
正式には経穴(けいけつ)といいます。
「経穴」とは
全身を巡る「経絡」の
要所要所に位置する駅のような存在です。
不調の際は
これらが滞る場所でもあります。
経穴の存在している場所を鍼で刺したり
お灸で温めたりすると
その刺激は経穴から経絡に伝わり
経絡が通過している
臓腑や組織に伝わります。
「経絡」とは
「気」と「血」の通り道のことです。
世界保健機構(WHO)が制定した
361個が
標準となっています。
経穴の種類
経穴には3つの種類があります。
①正穴
WHOが定めた361個の経穴。
十四経脈の上に存在する。
②奇穴
十四経脈には属していないが
明確な位置と独特の効果を持つ経穴。
正穴361個よりも多く存在し
現在でも増え続けている。
③阿是穴
正穴にも奇穴にも属さず
定位置もなく
特異的に現れる経穴。
圧痛点であり
西洋医学でいう「トリガーポイント※」と
ほぼ同じと考えられています。
「阿是」とは中国語で
「ああ、そこ!」
という意味があります。
引き金という意味。
この点を押すと、
身体の異常が起きているところとは
違う部分で痛みが発生する。
特に大切な経穴(ツボ):要穴(ようけつ)
経穴の中でも
特に重要な役割をもつものを総称して
要穴(ようけつ)と呼んでいます。
要穴は
四肢(手足)
ひじから先とひざから下
体幹(胴体)
背中から腰と胸からお腹にあります。
体幹の要穴
体幹の要穴には
背中の「兪穴(ゆけつ)」と
腹側の「募穴(ぼけつ)」があります。
「兪穴」と「募穴」は
内臓に疾患のある時
体表に現れる反応エリアと
大体一致しているため
治療に役立てることが出来ます。
これを「内臓体壁反射」と言い
内臓を調節する自律神経と
体を動かす脊髄神経とが
つながりを持っているから
効果があるのだと言われています。
⑨兪穴(ゆけつ)
意味:「兪」とは「注ぐ」
主治:慢性の陰病、内臓疾患
足の太陽膀胱経にある12の経絡。
背部の脊椎(胸・腰・仙椎)に沿って並んでいる。
臓腑の気が出入りする。
関係のある臓腑の名前が付いていて、臓腑の診断および治療が出来る。
⑩募穴(ぼけつ)
意味:「募」とは「集まる」「集結する」
主治:急性の陽病や内臓(特に腑)疾患の治療
胸部と腹部にある経穴群。
臓腑(内臓)の気が集まる。
臓腑に異常が起こると、それぞれの募穴に異常反応が起こる。
おわりに&まとめ
「経穴(ツボ)」の復習と、
特に重要なツボである
「要穴(ようけつ)」について
まとめてみました。
いままで、
ごちゃごちゃして分かりにくかった「経穴」が
一覧に書き出したら
すこしだけですが
絡んだ糸がほどけるような感覚になりました。
理解を深めるためにも
もう少し「要穴」について
深く掘り下げていきたいと思います。
次回は「四肢の要穴」について
まとめていきます\٩( ‘ω’ )و ///
ところで漢方では
心とカラダを切り離して
考えません。
心の不調がカラダへ
身体の不調が心へと
影響を与えると考えます。
心とカラダは繋がっているのです✨✨
身体の不調を整えたら
心のバランスも整えましょう
「考えすぎてしまう」
「気持ちの切り替えが上手くなりたい」
「すぐに他人と比べてしまう」
そんな自分を変えたいとお考えなら
勇気づけ勉強会「STEP」に
参加されませんか?
アドラー心理学を軸に
子育てはもちろん
さまざまな人間関係のトラブルを
解決する知識と手法を
トレーニングによって学ぶことが出来ます!
勇気づけセミナー「STEP」しゃくしゃくでは
LINE公式アカウントを開設しています✨
お友達追加の特典として
「STEP」プチ講座の無料動画を
プレゼント!🎁
↓ぜひお友達登録してくださいね♪↓