メロンを頂きました

まだまだ硬くて
これから追熟させていくのですが
待ち切れるのかしら(笑)
ひとつの苗に、
ひとつしか実を付けさせない方法で
作ったメロンなのだそう。

ゼイタク~~~~
完熟するのが楽しみですっ!!
さてさて、
メロンもご存じの通り今が旬。
果物にも
この時期に食べる薬膳としての
効果効能がたくさんあります。
薬膳的メロンの効果効能
【五味】 甘味
【五性】 寒性
【効果効能】
・暑気を払い、熱やほてりを除く
・潤いを生み出す
・渇きを抑えて排尿を促進する
・気を降ろす
・体内の余分な熱を取り除き、膿みを排除する
メロンの原産地はアフリカ。
暑い国が
特産の理由がわかりますね。
暑さや熱による発熱や
ほてりを解消し
重だるさを感じる身体の
余分な水分の排出を促します。
夏の不調の解消に
役立ちますよ
急に暑くなり
余分な水分を取りがちなのですが
水分を摂り過ぎると
胃酸が薄まり
胃腸が働きにくくなるため
夏バテを起こしやすくなります。
そんなときも喉の渇きを鎮め
身体の中に
潤いを生みだす性質を利用すると
少量でも満足することが出来ます。
昇る性質のある「気」を
降ろす力もあるため、
高血圧や
のぼせやすい人にも効果があります。

その反面、
身体を冷やす効果が高い
「寒性」なので
冷えの強い人は注意が必要です。
お腹が下りやすい人や
冷え性のある方は、
おいしさを味わう程度にして
室温に戻してから頂くなどして
工夫してみましょう
実だけではなく、他の部分にも効果が
漢方では、
実だけではなく
メロンの種や
花・葉・ヘタともに
それぞれの効能があると言われています。

メロンの種
【甘味/寒性】
・口臭
・腰膝の痛み
・下腹部の痛み
・便秘
メロンのヘタ
【苦味/寒性】
・全身のむくみ
・咳や痰
・頭痛
・てんかん
・黄疸
メロンの花
・胸の痛み
・咳
メロンの葉
・脱毛
・打撲
大量に食べると、口の中がイガイガ
メロンを大量に食べると
口の中や唇に
イガイガとした違和感や
痛みを感じることがありませんか?
「ククミシン」という
たんぱく質分解酵素が入っているためです。
人によっては、
出血することもあります。
この「ククミシン」によって
口の粘膜のたんぱく質が刺激され
食べた直後から
反応を起こすからだと言われています。
また「ククミシン」は
病害虫などから
身を守るための役割だと言われています。
おわりに:メロンは「果物的野菜」です
メロンは野菜と果物、
どちらだと思いますか?
「果物売り場にあるし、果物でしょ!」
という方も多いはず。
学術的には、
田畑で作られる1年生
または多年生の草本類を
「野菜」
永年生の
樹木に実がなるものは
「果物」とされています。
この事から
メロンは分類上では
「野菜」になります。
本来は野菜に分類されますが、
果物的な利用をする食品を
農林水産省では「果物的野菜」
と分類しています。

メロンのほかにも
スイカやイチゴ
も
この仲間になります。
https://lab.yakuzenlab.net/%E9%A3%9F%E8%96%AC/%E6%B8%85%E7%86%B1%E9%A1%9E/%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%B3 「メロン」薬膳LAB.
https://www.futabakanpo.co.jp/posts/serialization/4995/ ふたば総合薬局
https://www.kigusuri.com/kampo/nikaido/nikaido007-08.html メロン