『子宮腺筋症』薬の効果を、年齢別にまとめなおしてみました

子宮腺筋症

前回、
(比較的)新しい薬
「ディナゲスト」を調べてみて
薬における
年齢別に求められる効果
副作用が違うことが
よくわかりました。

  
  

薬の特性などが
分かりやすくなるとおもったので
病院のサイトなどからの情報を引用して
まとめなおしてみました。

「不妊症や卵巣がんの原因と言われる子宮内膜症ってどんな病気?」
 3.年齢別!子宮内膜症の治療法徹底解説!※上記図も含む

http://www.ja-shizuoka.or.jp/szkosei-hosp/sanfujinka/naimaku/naimaku.htm 静岡厚生病院 産婦人科

1.鎮痛剤

ロキソニンなどの鎮痛剤を使用して
生理痛を和らげる対症療法です。

25.対症療法(たいしょうりょうほう)
病気の原因を取り除くのではなく,
病気によって起きている症状を和らげたり,
なくしたりする治療法

「病院の言葉をわかりやすくする提案」25.対症療法(たいしょうりょうほう)
https://www2.ninjal.ac.jp/byoin/teian/ruikeibetu/teiango/teiango-ruikei-b/taisyoryoho.html

鎮痛剤のみでは
「子宮腺筋症」・「子宮内膜症」
そのものを治療したり
進行を抑えることはできません

2.低用量ピル

卵巣から出る女性ホルモン(エストロゲン)が、
「子宮腺筋症」や「子宮内膜症」の原因と
されています。

  

低用量ピルは
これら女性ホルモンに似た働きを持つ
成分が入っています。

  

ピルを服用すると、
脳からの卵胞刺激ホルモン(エストロゲン)や
黄体形成ホルモン(プロゲステロン)の分泌が抑えられ
排卵しなくなります

  

また、卵胞が育たないので
エストロゲンやプロゲステロンの分泌も
抑えられます

  

結果として病状が進行しなくなり、
症状も抑えてくれます。

  

しかし、ピル特有の副作用
(血栓症、頭痛、乳房の張り、嘔気嘔吐、不正出血など)があるため、
人によっては合う合わないがあるかもしれません。

そのため、主に20-30代の女性
使用することが多いです。

3.ディナゲスト

ディナゲストは、
プロゲステロンのような働きを持ち、
脳から分泌される排卵を促すホルモンを抑えることで
排卵を抑えます

  

体から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)も抑制し
「子宮腺筋症」・「子宮内膜症」の
進行を抑えてくれます。

  

また、ディナゲストは
子宮内膜の細胞増殖を抑える機能もあります。

  

これら2つの働きにより、
効果的に症状や進行を抑えてくれます。

  
  

「子宮腺筋症」・「子宮内膜症」への
治療効果は高いですが、
副作用として
不正出血と弱い更年期症状
(ほてり、発汗、動機など)があります。

  

ディナゲストはピルと比べると
血栓症のリスクが小さいため、
ピル内服で血栓症のリスクが高くなる
30代後半から40代の女性
ピルの代替として使用されることが多いです。

  

また、ピルよりも
「子宮腺筋症」・「子宮内膜症」への治療効果が高いため、
ピルで生理痛が抑えられなかった場合や、
より治療効果を期待したい時に使用することがあります。

4.偽閉経療法

「子宮腺筋症」「子宮内膜症」は
生理が来る度に悪くなります

  

要は生理が来なければ良いので
閉経させてしまおう!

  

ということでできた治療です。

注射や投薬で
女性ホルモン(エストロゲン)の分泌を抑えて、
体を閉経の状態にします。

  

閉経間近の年齢、
40代後半以降の方に使用することが多いです。

    

体を無理やり閉経に追い込む治療なので、
効果は高いのですが、
体への負担も大きいと言えます。

  

治療中は女性ホルモン低下による、
更年期障害、
骨密度低下、
コレステロール上昇、
肌・髪のツヤが悪くなる、
など複数の副作用が出現する可能性があり、
6ヶ月までしか継続できないことなっています。

生理が止まって
子宮内膜症の病変も小さくなる効果もあるので、
手術をより効果的に行うために
術前に使用することもあります。

5.手術療法

手術により、
病変を切除します。

  

一番体に負担が大きいですが、
一番治療効果が高い
言えます。

  

手術方法は病変を焼くだけのものから、
子宮全摘と両側付属器切除など多岐に渡り、
一人一人の症状や状況に合わせて選択します。

  

また、手術後に何もしないで放っておくと
90%近くが再発するため、
術後はピルやディナゲストで再発を抑えるのも必須です。

ピルやディナゲスト、偽閉経薬は
「子宮腺筋症」・「子宮内膜症」などの
病気が進まないようになりますが、
既にできてしまっている病変(チョコレート嚢胞も含む)を
消失させるほどの効果はありません。


心とカラダは繋がっています✨✨

 
特に婦人科の病気には
心の不調やストレスが
大きく関わっていると言われています。

 
 
 

「考えすぎてしまう」
「気持ちの切り替えが上手くなりたい」
「すぐに他人と比べてしまう」

 
 
 

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